ピット防水処理のこと
先週の木曜日、外構その他の打ち合わせのため、積水ハウスの営業所に行ってきました。内容としては、①外構のこと ②火災保険のこと ③内装の造作変更のこと ④ピットの防水について というところです。
①~③については細かいことなのでここでは省略して(笑)、私にとって最も大事なのは④のピットの防水のことでした。ようやく工法が最終決定になりそうです。
ピットの構造は設計当初からずいぶん変更されてきています。少し長いので箇条書きに…。
(1) 軽量ブロック積み+底盤RCで計画
(2) 当方希望でブロック種別を重量(C種)に変更
(3) 着工後に現場の地盤が水っぽいことが分かったため積水提案によりピット全体をRC構造に変更
(4) 更に積水ハウスからザイペックス防水処理追加が提案される
(5) ザイペックス見積もりが高かった(30万円)ため防水処理を断念
(6) 何らかの混和剤でもう少し安価に防水性を確保できないかどうか積水に検討依頼
(7) RCの施工に十分な配慮をすることである程度以上の防水性を得られるという当方の判断から、ピットの防水について性能保証は不要と連絡
(8) コンクリート用混和剤「ベストン」による防水処理が提案され、価格は妥当な範囲(7万円)の模様
(9) ベストンの正式見積もりを依頼
ザイペックスが施工後の表面から塗布するタイプであるのと比較して、ベストンは打設前のコンクリートに予め混合しておくタイプで、打設されたコンクリート全体が均一に止水効果を持つことになるようです。止水の原理は基本的にザイペックスと同じようなものに見えます。
今回はせっかくの新設ピットなのでコスト的にも性能的にもベストンのほうがマッチしているのかなあと思いつつ・・・、正式見積もりの金額がちょっと心配です。
それにしても、積水ハウスさんのこのピットの防水性に対するまじめさはちょっと意外なほどです。
現場の状況を見た後で、先方の費用負担でのRC化を提案してきたのは積水ハウスさんでしたし、こちらが「性能保証は要らない」と言った後に新たな防水方法を提案してきたのも積水ハウスさんでした。
責任感というか、こだわりというか。どちらにしても私にとってはありがたいことです。
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