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2006年8月14日 (月)

お盆休み

「現場にはマメに行かないといけません」などと言いながら、この1週間、現場チェックをサボってしまいました。

そして今日、久しぶりに現場に行くと・・・。

「進みすぎです。」

Img_0779 水道の配管が土間を這い回り、排水の配管が立ち上っています。

壁にはエアコンの隠蔽配管が取り付けられて、屋外の室外機設置場所まで引き回されていました。

各所のブレースは全て取り付けられた上で締め上げられ、サッシ類も全て取り付けられていました。

現場ではお盆休みにも関わらず、職人さんが一人で雨どいを取り付けています。きっとこの調子でずっと作業が行われていたのでしょう。うーん、仕事とはいえ、ありがたいことです。

Img_0792左は前に書き込んだ「特注の階段」です。天板の奥行きを標準よりも5cmばかり伸ばしてあるので、上ってみるとやはり余裕があります。かなりのコストアップ(27万円!)でしたが、毎日使うものと思えば止むを得なかったと思います。

私たちの家の場合は2階に風呂その他のプライベートスペースがあるので、歳をとってからのことを考えると階段は緩いに越したことはないので。

ただ、「鉄骨階段」というからには勤務先の工場の階段のように両脇が9mmくらいある鉄板で出来ていて、建物全体の構造部材になるようなものを想像していたのですが、なんだかスカスカで貧弱です。このくらいのものだったら自分で溶接しても簡単に作れます。なーんて。(笑)

Img_0797隠蔽配管の屋外側はきれいにカバーが付いていました。無骨にパイプが飛び出すということはないと思っていましたが、考えてみるとこの部分については、どんな仕上がりになるのか細かくチェックしていなかったので、見るまではちょっとドキドキしてしまいました。私としては違和感のないレベルの仕上がりです。

Img_0780_1室内にはこれから施工される床の下地材と断熱材がセットになったものが積まれていました。断熱材はあとから根太にはめ込むものと思っていましたが、根太+床下地+断熱材が組まれた状態での到着です、

この床断熱、「住まいの夢工場」で見たとおり、確かに根太の下側まできちんと断熱材が回り込んでいます。ふつうの施工では根太の下側は非断熱の空間に露出ですから、このへんがこだわりの仕様なのでしょう。このままきちんと組まれるのならば、設計どおりの断熱性が期待できそうです。

私たちの家のリビングには吹き抜けがあって熱効率的には明らかに不利なのですが、標準断熱仕様でそれをどのくらいカバーできるのか興味が持たれます。

Img_0767ガレージの内壁もかなり出来上がっていました。積水ハウスさんの扱いとしてはガレージは「屋外」だそうなので、その壁というのは工程的に早めの位置づけになるのでしょう。ごく普通のボード仕上げですが、塗装せずにこのままでも良い・・・?という感じでした。

奥に見えるのが廊下とガレージの間の窓です。リビングの扉の位置から見てみたところ、よほど車高が低い車でなければ、リビングから廊下越しになんとか車の背中くらいは見えそうです。逆に、玄関その他からは一切中は見えず。計算どおりです。

ガレージの一番奥には土間面埋め込みの流しと水道栓を計画しました。その配管が来ています。内壁が付いてガレージの大きさがほぼ分かるようになったところ、車一台をいじるには十分だという感じです。安心しました。

Img_0761_1 2階~小屋裏吹き抜け部分の小屋束はまだそのままでした。設計のMさんによると「替わりの部材を手配している」とのことでしたから、そのうち交換されるのでしょう。現状取り付けれている束はボルトどめなので、問題なく交換できそうです。きっと、束の替わりに小屋組みを補強するような部材なのでしょう。左上に見えているのは勾配天井の吹き抜けに付く破風サッシです。

Img_0774_1 リビングもだいたいの大きさが把握できるようになりました。

広すぎず、広すぎず・・・(笑)。

まあ、こんなものでしょうか。これを見るとやはりガレージの罪を感じますね~。簡単に倍くらいの広さのリビングを作れたわけですから。ガレージさえなければどんなに素敵なリビングを作れたか・・・。でもガレージがなければ家を作る意味が・・・。

う~む、限られた予算のなかで趣味と実益のバランスをとるのって難しいですね!

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コメント

進みましたねー。ottoさんちとは同じぐらいの進捗になるかなと思っていたのに、すっかり水をあけられてしまいましたね。
リビングのことは気にしなくていいですよ!漢は何よりガレージです!!!

確かに。リビングには車は置けませんからね!
実はガレージ初作業は決めてあります。FUGA450GTのノーマルキャリパーとローターの一式が手元にあるので、それを移植します。同じFMパッケージ同士なので、取り付けにもバランスにもそれほど問題は出ないと思います。取り付けはまたレポートします!

初作業にしてはヘビーですね・・・。
レポート楽しみにしてますよ!
ところで、ottoさんはエアーコンプレッサーを購入する予定はありますか?わたしは新居が完成したら、なんとか導入しようと思ってるんですけど、どれが良いのか分からないんですよね。

書き込み、遅くなってしまってすみません。コンプレッサー、ガレージには憧れの装備ですよね。私も考えています。
以前に調べたところによると、自動車の塗装用で150(L/min at 0.3MPa)、インパクトレンチでも同じくらいの空気量(at 0.6MPa)が必要になるようです。最高圧力は0.9MPa(max.)前後ですよね。
アマチュアの場合、時間当たりの使用率が低いのでタンク容量が30~50Lあれば足りるのかなあと思っています。馬力としては1.5~2.2KWくらいでしょうか。
本当はKOBELCOなどのスクリュー式のコンプレッサーが静かで良いのですが、アマチュアサイズが存在しないのでペケです。
塗装にもエアを使うならオイルフリー型が良いのだそうです。
具体的な機種としては、永く頻繁に使うなら、なんと言っても日立の「ベビコン」を選びたくなります。勤務先で15KWクラスを20年くらい使ってトラブルナシです。信頼できます。工事業者が持ってきたベビコンの「エアーパンチシリーズ」はコンパクトで気に入りました。ただ、上のスペックを満たそうとすると10万円前後になるのが困ったところです。ホームセンターなら同じスペックのものが2~3万円で手に入るので・・・。
どうしましょうかね?(笑)

うわ!
10万円もするんですか?!知らないなりにも密かにベビコンは良さそうって思ってたんですけどねー。無理そうですね。
せめて日本製には拘りたいですね。ホームセンターで売ってるイ○タ扱いの物は実は輸入物らしく、そうと知ってしまうと壊れそうオーラが出てる気が・・・。

実は私も壊れ覚悟で様子見・・・という感じで、取り敢えず適当なものを買おうかとも思っています。エアツールを先に買って、勤務先で動かして見てから決めようかな・・・なんて。(笑)

そうそう。エアツール代も見込む必要ありますもんねー。家が建ってから、ガレージの備品をそろえるのがタイヘンだー!
インパクトは、以前ちょくちょく通った工具屋さんが『お手ごろでオススメのがあるよ』って言ってたやつにしようと思ってます。メーカー名を忘れてしまったんですけどね。。。
久々に行ってみよかな。その店は某サーキットのすぐ傍にあるために、普通とちょっと違った知識を持った店主がいるんですよ。

良いものがあったら教えてください!
当方、今はプライベート工具も会社に置きっぱなしです。社宅には置く場所がなくてですね。必要なものを必要なときに持って帰ってきて作業する感じです。
工具って、学生のころはお金がなくて買えなかったのですが、社会人になると曲がりなりにもお給料をもらえるわけで、それで色々買ってしまいました。天邪鬼なのでS/O社のものは一切ありませんが。
でも悲しいかな、社会人になって工具を手に入れたら、その代わりに車をいじる時間がどんどんなくなってしまって・・・。
難しいところがあります。
サーキットもずっと行っていませんね~。(泣)

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  • 徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)

    徳永幾男: セイコーダイバーズウオッチ進化論 (ワールドムック 1078)
    セイコー社が普通に出しているであろう資料を継ぎ接ぎしただけの本。内容に伝説を求めてもパッキンについてもダイバーからの手紙についても同じことを繰り返し書くばかりで何の面白味もない。いかにネタが無いのかを自分で白状している感じ。 技術的な意味での興味からも全く期待はずれ。PTFEの方がガス(He)透過率が低いというデータを載せながら、何故PTFEではない材料を採用したのかの説明もない。(所要最小面圧が理由だろうが) そして、面白くない一番の理由は他社や他社製品との具体的、定量的な比較がないこと。他製品に対する優位性があってこその「進化」だろうに。件のダイバーの手紙に「どれもこれもダメ」と書いてあったという問題提起の話だけで、実際のHe飽和潜水でセイコー製がその問題を解決したのかどうかの裏付けがない。 著者は実績ある時計専門の機械屋さんのようだから出版に当たって名前だけ使われたのだろうと思わずに居られない。 最近で最も損したと思った本に認定。 (★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

    ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)
    10年くらい前に買った本書を再読。紹介されているトレーニング種目は多く、運動競技別のメニューも紹介されている。また、反復可能回数を基準にした重量設定の方法も簡単に紹介されているが、「漸進性の原理」にはほんの一言二言触れているだけで、トレーニングが進んだとき、どのようにウェイトの重量を増やせば良いのかについては殆ど記載がない。唯一、「導入段階のトレーニングプログラム例」の中に「最終セットで15回出来るようになったら2.5kg増す」というような記載があるのみ。確かに重量設定の方法を逆読みすれば目的とする効果が得られる反復回数となるように重量を増やして行くべきということは分からなくもないが一般には分かりにくいだろう。明らかに初心者向けの書籍なのに、その点に関するガイドが不足していることに疑問を感じる。厳密に言うと用い方が違うとしても、8×3法なり5×5法なりのような、分かりやすいウェイト重量調整の判断基準が欲しい。ウェイトを増やして行くこと自体が目的にかなり近いことであって、他のことはその手段なのだから、ウェイトの増やし方には章をひとつ割いても良いくらいだと思うので。 (★★)

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    バートン・マルキール: ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
    主張には一貫性があり差し替えられた最新のデータに対しても矛盾がない。最高のリターンを得るためにベストな方法ではなく、普通の人が十分な(とは言えかなり良い)リターンを得られる可能性が高い方法を明確に示している点で個人投資家にとって最良の書ではないだろうか。株式、債券の範囲で投資を始めるなら、まずは歴史に裏打ちされたこの本を読んでからにすべき。投資窓口で投資商品を販売する方々も、この本を読んでから個人投資家に接すれば無駄な問答が無くなるように思う。まあ、そんなことをしたら彼らが自己矛盾に苦しむことになるが。 (★★★★★)

  • フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名

    フレデリック ドラヴィエ: 目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
    主な筋肉については起始と停止位置がその筋肉単独の状態で図解されているが、せっかくなら運動状態の図についても、その運動が主題にする筋肉だけを単独で図示してほしかった。その方が、その筋肉がどのような方向に力を発揮するのか、どのような方向に動作すれば筋肉に効率よく刺激を与えられるのかが分かりやすくなるように思う。筋肉の起始と停止位置が分からない図であれば、なにも表皮を剥いで筋肉を露出させた状態で運動の様子を描く必要がないのでは。 (★)

  • 荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

    荒川 裕志: プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
    筋肉が骨格と共に各々単独で図解されており筋肉の骨格への付着(起始,停止)位置が分かりやすい。図を見ればどのような動作が筋肉に刺激を与えるのかが想像できる。同シリーズのトレーニング編にも興味が湧いた。 (★★★★)

  • ウイダー: ウイダー・トレーニング・バイブル (ウイダー・トータル・フィットネス・シリーズ)

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    (★★★)

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    素敵なグラビアを堪能。 (★★★)

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