次期主力車種候補
次期主力車種の候補として、M35ステージアについて調べてみました。
まずは気になる動力性能ですが、CG誌のテスト記事によると0-400m加速が14.0sec、0-100km/h加速は5.9sec。0-400m加速はXJRやBNR32とほとんど同じタイムです。
外観のおとなしいこの種の車としてはかなりの俊足ですね。私は「外観ノーマルで走ると速!」という意外性が好きなので、ワゴンスタイルで装飾の少ないこの車、その面ではバッチリです。
エンジンはVQ25DETで排気量こそ2.5Lですが、8.5という最近としては低めの圧縮比に相当のブーストをかけているのか、トルクは41.5kgmもあります。ノーマルでの出力で言えば、BNR32のRB26DETと馬力で一緒、トルクでは5.5kgmも上回ることになります。インタークーラーも日産にはめずらしく、かなり大きなものが前置きになっているようです。
ただ、車重が1680kgですから、馬力荷重は1680kg/280ps=6.0kg/psと、それほど小さくはありません。奇しくも1800kg/300psの750iLと全く同じ馬力荷重です。それでも0-400mの加速が750より2秒近く速いのは、5速トランスミッションと4WD、そして広いトルクバンドを得られるターボの効果なのでしょう。
可変バルブタイミングを持たない750のエンジンが最高のトルクを出せるのは実は高回転寄りのかなり狭い範囲なので、5Lの排気量を持つのにも関わらず、低速から過給の効く最近のターボには、およそ及ばないのです。
いじることを考えるとタービンキットの設定がないのが気になりますが、まあ、今回はノーマルでがまんして、そのぶん今後のために貯金しておくことにします。
また、革シート好きの私としては、この車の皮シート率が高いのもポイントです。VQ25DETのモデルは既にラインから落ちてしまっているので中古で買うしかありませんが、車を選ぶときに、もとの革シート率が高いほうが選択肢が広がるわけです。
室内の居住性については、室内寸法はシーマとほぼ同じで約2,000mm確保されているそうですね。両親を乗せて移動する機会もけっこうあるので後席の居住性も無視はできません。ノーマルの750iを12cmもストレッチしたLバージョンと比べるとやはり大きな差がありますが、十分であることには変わりないと思います。
近所に出物が出たら見に行ってみましょう。
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