燃える・・・
先日、出張の途中で高速道路のパーキングに入ったら何か騒々しいのです。警察車両と消防車とがごった返している状態でした。
何かと思ってその騒ぎの真ん中を見てみると・・・、車が(消火剤で)真っ白になって燃え尽きていました。「萌え~」などと言っている場合ではありません。
燃えていたのはずいぶん昔のスターレット(KP61)。オーバーフェンダーを付けてハネを付けてと、かなりがんばった車のようです。
ボンネットはどうやらFRP製のものに換えられていたようで、燃えて完全になくなっていました。丸見えになったエンジンルームの中を遠目に覗くと、ストラットタワーバーの中央部が溶け落ちています。かなり燃えたようです。オイルクーラーからはステンメッシュのホースが引き回されていて、そのあたりが原因だったのかも知れません。
少し離れたところで消防の人と警察の人それぞれ3人くらいにもみくちゃにされている人がいました。おそらくその人が運転手さんだったのでしょう。車は燃えるわ取り調べられるわでお気の毒でしたが、まあとにかく無事でなによりです。本線上で燃えて通行止めの原因になったりしなかったことも不幸中の幸いだったでしょうか。
車が燃え出したときの状況を興奮気味に消防に説明するパーキングのお店の店員さんがいたので、きっと運転手さんが車を停めたあとで、漏れたオイルか何かが発火したのだと思います。エンジンに近いところの排気管は軽く500℃くらいにはなりますから。
それにしても、
「あ~あ、一人でレーサー気取りか。」
なんて言いながら歩いているオジサンもいて、苦笑とともに憐憫の情を禁じ得ませんでした。
振り返って自分の車。心配になります。私の車にもオイルが滲んでいるところは何箇所かありますので、漏れたオイルがどこかでスラッジになって溜まっていたりしたら、いつ、何かの拍子に燃え出さないとも限りません。
私の車が燃えたらきっとあのオジサンは、
「あ~あ、車両火災って、やっぱりガイシャか。」
なんて言うんでしょう。(泣)
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