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2006年5月 9日 (火)

耐震偽装のこと

耐震偽装問題で、そのマンションに住んでいる方々は非常に困っているようです。

なにしろ、「家には住めないうえにローンは残る」わけですから。

確かに、借りたお金は返さないといけません。だから、家に住めなくても毎月の支払いは止められない・・・と、私も思っていました。

でも、何かおかしくありませんか?

だって、家はローンの担保に入っていたんじゃありませんでしたっけ?それなら、その家を銀行に差し出せば、その時点でそのローンは終わりなのでは?

なぜ、みんな「ローンは残る」と言っているのでしょうか?

本を読んでいて知ったのですが、日本の住宅ローンは「そういう仕組み」なんだそうですね。戦後の復興の中、とにかく住宅の供給だ、という中でそうなったようですが、担保価値ではなく、個人の返済能力や、保証人などを頼りに融資を行うやりかただとか。

一方、海外で主流なのは、ノンリコースローン(詳しくは下)という、担保価値を厳密に査定して行う融資だそうで、もしもあのマンションでローンを持っている方々のローンがこちらの型だったのであれば、「銀行さん、残念でしたね。」で済んだようです。

納得しました。

さらに言うと、この仕組みでは、査定を間違えれば実際に損をする人(銀行)による物件の審査が厳密になるため、今回のような偽装を見抜ける可能性が高くなるのだとか。

二度、納得してしまいました。

ノンリコースローン 【のんりこーすろーん】 ローン返済ができなくなったときに、担保になっている資産以外に債権の取り立てが及ばない非遡及型融資のこと。アメリカで主流のローン。日本では、融資対象の不動産を担保に取ったうえに追加担保や個人保証を求めるリコースローン(遡及型融資)が一般的。ノンリコースローンは、担保割れの状態になっていてもほかの資産からの回収ができないために、厳密で精度の高い評価が必要になる。また、一般のローンより金利は高めになる。 (Yahoo不動産用語集)

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