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2006年5月30日 (火)

基礎切り欠き・深基礎のこと

以前の記事で書いた「基礎の切り欠き」とガレージ入り口部分の深基礎について、ちょっと補足して書き込んでおきます。

Danmen 【基礎の切り欠き】

そもそも基礎の切り欠きというのは、壁と基礎の厚みが違うために必要になるもので、室内側の壁面が基礎天端よりも下まで来る部分に必要になってくるようです。

たとえば左の図で、赤線で書いた標準の床高さであれば室内側の壁が基礎天端よりも上に来るので基礎の厚みは室内の壁に影響を与えません。

(図は積水ハウスさんからいただいた標準仕様書のコピーを私が書き直したものです・・・社内資料でしょうから)

一方、黒線で書いた床ダウン仕様では床面は基礎天端よりも下に来ます。この場合、断熱性能を確保するためには基礎と壁との間に断熱材を入れた上で若干の隙間を開けることが必要です。

このため、本来であれば基礎が厚いぶん、内装の壁が大きく室内側に張り出す(壁ふかし)ことになるのですが、その部分を基礎の厚みを切り欠いて調整することがあるようです。

Kirikaki 私たちの家でも最初はそのような設計になっていたわけですが、図面(左)によると基礎切り欠きの幅(高さ)が400mmと広く、otto室の周り17mにわたっての切り欠きとなることから、どうも気分的にイヤでこの切り欠きを無くすように変更をお願いしました。

(現実には深基礎部分なので曲げモーメントは問題ないでしょうし、アンカーボルトの引き抜き強度にも実害はないのだと思いますが。)

また、私たちの家の場合は玄関や勝手口についても土間が基礎天端より下に来ますので、室内側の壁面と土間から立ち上がる部分の面を調整するため、同じような形で基礎が切り欠かれています。こちらは長さが短いのでそのままです。

一方、壁ふかしをしない場合の仕上げ図というものも積水ハウスさんの資料に載っていました。壁に段付きができるので玄関周りなどでは気になることもあるかもしれません。計画される際にチェックしてみては如何でしょうか。

ちなみに、このような床ダウン仕様の部屋を居室として使う場合、床板の下面に断熱材を施工するのはもちろんですが(床板の下面には断熱材が付きません/修正Nov.2006)、積水ハウスさんではその部分の土間コンの下にも断熱材を施工するようです。今どきでは当たり前なのかもしれませんが、実家のような三昔前(?)の家と較べると断熱に対する気の遣い方がだいぶ違うものだと思いました。

Fukakiso【ガレージ入り口部分深基礎】

さて、基礎つながりで蛇足です。実は私はビルトンガレージを作るにあたって心配なことがありました。それは、「ビルトインガレージを作るとガレージの出入り口部分は車が通れるように基礎天端を地面の高さ(GL)まで下げるので強度が下がるのではないか」ということです。

積水ハウスさんと打ち合わせをしながらもその点がどうも心配だったのですが、基礎図を書いてもらってみてみると・・・、とんでもありませんでした。

左の図はガレージの開口部にあたる部分の深基礎ですが、

GLまで基礎天端が下がるぶんにも増して地中深く基礎が作られています。(笑)

基礎の全高は1680mm、フーチング部分の幅は850mmもあります。柱状改良が入るので地耐力云々を別問題としても、単純に基礎の曲げ強度はすごそうです。素人目には2階建ての家に対して少々過剰なような気もしますが、やはりそれだけの必要があるのでしょうか・・・?

※ 基礎の図面に「深基礎」「擁壁型」という基礎の種類が書いてありました。打ち合わせのときにその差を聞いてみたところ、単なる「深基礎」は高さが高いだけの基礎、「擁壁型」というのは基礎の内側と外側で地面の高さに差があるところに使うものだそうです。「擁壁型」のほうは強度を持たせるために配筋等に差があるそうです。

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2006年5月27日 (土)

打ち合わせ(n+8)

昨日は積水ハウスの展示場で打ち合わせでした。内容は、スケジュールの確認、現場監督さんの紹介、そして前回打ち合わせ後の問い合わせ事項についての打ち合わせ、です。

打ち合わせの冒頭、まずは着工へ向けたスケジュールの確認でした。本当は昨日のうちに建築確認申請のための書類を積水ハウスさんに渡して着工への手続きが始まるはずだったのですが、当方の都合で少々時期を遅らせることになりました。

私たちはこれまでにも何度か着工日の変更をお願いしてしまっているので営業のKさんにはとても申し訳ないと思っているのですが、なにぶんにも土地関係の手続きの問題なので、私たちとしてもどうしようもないというか、待つしかないという状態です。

Kさんによると、最近は工場の生産計画が精密になってきている関係で、着工日の変更にともなう工場の生産計画の組み換えが少々やっかいだそうです。生産計画の変更といっても、住宅の場合は特に関係する部材と人の数が多いので、けっこう大変なのでしょう。(恐縮です!)

次に、私たちの家を担当される現場監督のIさんをご紹介いただきました。Iさんは非常に明るい感じの方ですので、これから何かあったときにも色々とお話しやすいかなと思います。

工事についてこちらからは、「完成はいつでも良いですから、必要なだけの時間をかけて、ぜひ当たりまえの工事をしてください。」とお願いしておきました。

Iさんは「そう言っていただけると助かります。」とのことでした。これから、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

続いて前回打ち合わせ後の問い合わせ事項についての打ち合わせでした。

①階段周り

Img_0167 階段周りの寸法についではほぼ私たちの希望の寸法にすることができるということになりました。踏面の奥行きは結局、28cm確保することができました。(階段の手すりは引越しが終わった後に取り付けるそうです)

②床下点検口

1Fの床下点検口が妻のユーティリティールームの引き戸を入ったところにあったので、人が踏まない場所に移動しました。毎日何度も踏みつければ長い間に軋みが出ないとも限りませんし、美観的にも人の目に付かないところにあるに越したことはありませんから。

③otto室床

Is557is555l ottoの部屋の床は左の写真にあるような石目調のプラスチックタイル(サンゲツ・ファインセラIS-557)にしました。筋トレ用品を置いたり工作をしたりしたいので、普通のフローリングではすぐに痛んでしまうと思ったからです。この床材は靴で歩くことを前提とした店舗にも使えるものですから、そう簡単には痛まないでしょう。

また、otto室にはバーベルその他の重量物を置くので床の強度が気になるところです。図面を見ると「さねつき帯板(ア)15mm+パーティクルボード(ア)15mm(+プラスチックタイル)」となっています。ちょっと強度が不安だったので、たいした費用ではありませんし、パーティクルボードの上にさらに12mmの合板をはるように変更しました。これだけ重ねておけば上で何をしても大丈夫でしょう。(?)

④壁紙

Img_0168積水ハウスでは内装の打ち合わの結果を、左のような見開きA2大のプランニングシートにまとめてくれます。床のフローリングのサンプルまで付いているので非常に分かりやすくて安心です。妻が見直していたところ、トイレの壁のアクセントクロスのサンプルが抜けているのに気付いたので、今回の打ち合わせでそのサンプルを受け取りました。妻は「こんな色だった」と言っていましたが、正直言って、私は記憶の片隅にもありませんでした。(笑) 

そう言えば、玄関に作るニッチェの中の石張りのサンプルも付いてませんねえ、勢いで選んだからどんなのだったか・・・。いつか確認しないと。

と、いうわけで、家の作りの部分ではこれで着工前最後の変更だと思います。あとは土地の手続きだけの問題です。うまく進みますように。

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2006年5月24日 (水)

戯れの強度計算(2)

【建物重量の積算】

さて、建物全体の耐力壁が耐えられる力は分かりましたので、次は、その耐力壁が耐えることのできる地震加速度を計算します。力から加速度への換算です。

同じだけの耐力壁を設けた場合でも、建物の重量が大きければ耐力壁にかかる力が大きくなるので耐えられる加速度は小さく、重量が小さければ建物が耐えられる加速度は大きくなります。

今回は、既に1Fの耐力壁が耐えられる水平せん断力が分かっているので、その力を建物の重さ(質量)で割れば、耐えられる地震の加速度を求めることができます。

建物の重さを計算するため、鉄骨、屋根、床、内装材などについて、寸法と一般的な比重から、ひたすら各部の重量を計算して足して行きます。詳細が不明な部分については、建築基準法施行令にある値を使いました。適当に集めた値をで計算しましたので、相当の誤差があると思います。

積水ハウスのオリジナル素材であるダインコンクリートについては「DYNE-CONCRETE LIFE」という冊子に「比重は1.1」(※1)と記載がありました。面積が大きいので全体の重量は7トン強になり、この外壁が建物の重量のけっこうな割合を占めることになります。

結局、基礎より上の建物の重量は約35トン、1Fの耐力フレームで水平せん断力を受けなければならない重量は約26トンという計算結果になりました。(2F以上の全ての重量と1F壁の半分の重量)

最後に答え合わせのため、基礎まで含めた重さを計算して「住まいの水先案内人」のホームページにある資料と比較してみると、「1平方メートルあたりの建物重量」(750kg)はかなり正確に一致しますから、途中の計算はそれほど狂っていないようです。

【地震加速度】

最後に強度を重量で割って、1階が耐えられる地震加速度を計算します。

一般的に地震の加速度はgal(ガル)で表現するようですからその単位で値を求めてみると、耐力壁に伸びが残らないところ(ブレースの降伏点以下)までで約810gal、ブレースの破断までで約1,500galの加速度に耐えられるという結果になりました。

地表での重力加速度は980galですから、建物を横倒しにしてもブレースが少々伸びるだけで壊れはしないということです。

【震度】

次に、その地震加速度は震度で言うとどのくらいに相当するのか、ということを考えてみます。震度と加速度の関係は振幅や振動数によって変わるので一概に言えないようですが、気象庁のホームページによるとだいたい下のグラフのような関係があるそうです。(グラフは気象庁HPから引用) グラフ中、上の赤線がブレースの破断強度である1500gal、下の赤線が降伏点強度の810galです。

Period_acc1_1 このグラフとブレースが耐えられる地震加速度とあわせて比較すると、地震の揺れの周期との関係にもよりますが(※2)、今回の「戯れの強度計算」の結果として、私たちの家は「震度6強になるとブレースの伸びが激しくなり、震度7になるとブレースが破断する可能性が出てくる」というような感じになると言えそうです。

【住宅性能表示】

建築基準法の耐震性の規定では「震度5強(240~520gal)で躯体に有害な損傷が発生しないこと」となっていて、住宅性能表示の「耐震等級3」はその1.5倍の強度ということです。

したがって、地震加速度360~780galで躯体に有害な損傷が発生しないようになっていれば住宅性能表示の耐震等級3に合致することになります。今回の計算ではブレースの降伏点までで810galに耐えるということになりますから、この点についてもほぼ正確に仕様を満たすという結果になりそうです。

【追記】

「耐震強度をラフに計算するとどうなるの?」ということで試しに計算してみたわけですが、とりあえず「建築基準法の1/10の強度(!)」というような異常な数字は出てきませんでしたので、自分なりに納得して終了とします。

もちろん本当の構造計算では積水ハウスさんや住宅性能表示審査機関が保証する強度が出るのだと思います。

繰り返しますが、これはあくまで遊びですので読んだみなさんはあまり真剣に考えないでください。でも、自分で計算してみるとけっこう納得できますし、楽しいとは思います。(笑)

(※1) ALCの比重が約0.6、コンクリートの比重が2.3ですから、ダインコンクリートの比重はほぼその中間です。圧縮強度も130kg/cm2と中間的です。

(※2) 積水ハウスの資料によると、(おそらく自社製の)一般住宅の固有振動数は2.5~3.5Hzであることが多いそうです。地震の周波数が住宅の固有振動数と近い場合、住宅が地震の揺れに共振して被害が大きくなることがあるそうです。気象庁の震度の評価はどうやら建物への影響の大きさを基準にしているようで、計算によるフィルターで0.1~10秒周期の振動を大きく評価することになっているようです。

※追記 地震の加速度はx,y,z方向の3成分合計で表示されることが多いようです。今回の計算では、地震の加速度が全て水平面だけに作用した場合について考えていますので、実際の地震よりもかなり厳しい条件で計算していることになると思います。

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戯れの強度計算(1)

暇だったので(?)、試しに自分の家の強度を計算してみました。あくまで門外漢の遊びですので、専門の方はあまり突っ込まないでくださいね。(笑)

今回の計算では、あくまで1階の水平せん断強度だけについて考えてみます。構造は軽量鉄骨のブレース引き(?)ですので、フレームの接合部はピン支持で、ブレースの引張りのみで地震力に抵抗すると仮定します。

【ブレース耐力】

まずはその肝心のブレースの耐力です。カタログを見ると、材質はごく一般的な鋼材であるSS400、ネジ部はM18であると書いてありました。カタログにあるターンバックル部分の破断試験の様子を見るとネジの谷から破断するような設計はしていないようですから、おそらくブレースの直胴部は直径16mmくらいでしょう。(展示場でノギスで測ってくれば良かった・・・)

細かい計算は省きますが、SS400でできた直径16mmの丸棒について降伏点(※1)と破断に達する力を求めると、降伏点4.4tf、破断8.2tfと出ました。つまり、地震でブレースに引張り力がかかったときに、その力が4.4トンの重さと同じだけの力になるとブレースが伸びはじめ、8.2トンぶんの力で破断するということです。

【フレーム耐力】

高さ2.7m、幅1mくらいの積水ハウス標準の耐力壁フレームでは、ブレースはその対角に取り付けられてフレームを斜めに引っ張ります。このブレースの角度を考慮に入れると、耐力フレーム1枚ではブレースの降伏点までで1.5トンぶんの横力に耐え(※2)、ブレースが破断するのは2.9トンぶんの力を受けたときであるという計算結果になりました。ただしこのとき、フレーム自体は座屈しないものとします。(積水ハウスのフレームが「日」の字型に組まれているのは座屈防止のためでしょうか?)

【耐力壁枚数】

次に、1階の全ての耐力壁で耐えることのできる力を求めるため、使われている耐力壁の枚数を数えます。

図面によると、耐力壁には幅0.5m、1.0m、1.5mの3種類があるようです。細かいことは考えずに、それぞれ耐力壁0.5、1.0、1.5枚分として数えます。また、車庫の出入り口に使う門型フレームと鉄骨製の階段は耐力壁1枚ぶんとして数えました。

この数え方によると、1階の耐力フレームは建物の縦方向に13枚、横方向に14.5枚ぶんです。

【水平せん断力】

耐力壁の枚数が分かりましたので、これに耐力壁1枚分の耐力をかければ、1階の耐力壁が耐えることのできる水平せん断力を求めることができます。

形が複雑な建物の場合は誤差が大きくなると思いますが、私たちの家では1階はほぼ正方形ですし、建物の縦方向と横方向で耐力壁の枚数があまり違いませんので、ここでは縦横の耐力壁の数を平均した数字で耐力を計算します。

計算してみると、降伏点で21トン、破断で39トンぶんの力ということになりました。(床剛性や壁の偏芯は考えていません)

これでフレームの耐力は求められましたので、次は建物重量の見積もりと地震加速度の検討です。(つづく)

(※1) ある部材に力を加えていったとき、もとに戻らない変形(ブレースなら伸び)が発生する点が降伏点。

(※2) 積水ハウスのカタログによると震度4程度で層間変形1/300となるとき、耐力フレーム1枚あたりにかかる力を1.1tfと見積もっているようです。計算で分かるとおり、この状態はまだ弾性変形の範囲でしょう。

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2006年5月23日 (火)

ガレージの寸法チェック

着工が近づいてきましたので、今回のプランでいちばんのポイントとなったガレージと来客用駐車スペースへの車の出入りについて、あらためて実物大での状況確認を行いました。「家はできたけど車が入りません!」ということになると大事件(?)ですから。(笑)

Garagespace_4私たちの家では左の写真のように、2台分の来客用駐車スペース(幅5.5m)をビルトインガレージの前に設けます。(手前が道路でガレージの左奥が玄関になります)

この形にすることによって、①ガレージから車を出して自分の家の敷地の中で洗車したい、②来客用に2台分の駐車スペースが確保したい、③ガレージの奥にottoの部屋をくっつけたい、④玄関は南向き、⑤玄関前のスペースを広くとりたい、という希望を全て満たすことができるようになったのですが、それと引き換えに、道路からガレージへの車の出入りではちょうど縦列駐車のような形で車を動かさなければならなくなってしまい、寸法が少し窮屈になってしまっています。

そんなわけで、某所(勤務先ともいう)の駐車場にブロックで実寸のスペースを作り、実際に車を道路にあたる位置から出し入れしてみました。写真にある木のところに実際は電柱が立っていてけっこうジャマですし、ガレージ入り口の幅も思っていたより狭く感じます。

結果として、ハンドルは一生懸命回すことになりますが「まだ少し余裕がある」という感じでした。新しい車はどんどん小回りが効くようになってきていますから、マイバッハの62などを入れようとしないかぎり(?)、今後も大丈夫そうです。

これで安心して着工できます。

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2006年5月22日 (月)

車のエンジンのこと

Img_0057私が義父から譲り受けた車のエンジンは西独BMW製のV型12気筒です。

V12というのは車のエンジンとしてはある意味で一つの頂点です。セダンに積まれた場合は「完全バランスの直6を二つつなげたウルトラスムースネス」「スムースな力強さ」というのが売り文句になるようです。

事実、このエンジンでも中速領域でのスムースでグワっと湧くようなトルク感は特徴的です。回りすぎることなく、スムースで力強いエンジンです。5Lの排気量から発生する出力とトルクはカタログ値で300ps/45.9kgf・m(※1)。登場したのは日産のL型がまだまだ現役で活躍していたころですから、義父がこの車を手に入れたころは、まさにフラッグシップに相応しい性能だったでしょう。

始動のときのクランキングの音も特徴的です。V8までのエンジンが「キュルキュルキュル」という音を出すのに対して、V12はその爆発間隔の狭さからか「ウーーーン」という唸りのような音を発します。(知らないで聞くと壊れているようです。聞くところによると船外機の2ストロークV6エンジンも同じような音だとか。)

しかし、そのエンジンも登録('93)から13年を経過すると、周りの進歩の中で特別なものであり続けることはできないようです。

走行が70,000km台と年式のわりに短めなこともあって、300psという絶対的な出力は維持されているよう(※2)ですが、アイドリング時の振動と高回転でのゆるいフィーリングには時代を感じます。

室内で感じるアイドリング時の不規則な振動については、燃焼がばらつく昔のエンジンの特徴でしょうか。経年劣化(エンジンマウント等)の影響もあるでしょうけれど、おそらくこれが当時のレベルなのではないかと感じます。(メンテナンスは施してあるので)

(本件、後のメンテナンスで明確な改善を見ています。詳細についてはこちらを。)

高回転での緩さは経年変化とはあまり関係ないので新車の時からのものだと思いますが、これはエンジンの剛性の問題でしょう。4,000回転くらいまでは精緻な感じで回るのですが、そこから上では「でゅいーん」という感じで何かが振れ回るような低周波の振動を感じます。

この「BMW製のV12」の使い方としては、「踏まず急がず」の気持ちで、中速の太いトルクを味わうのが正解だと思います。もともと、そういう目的で作られたエンジンなのでしょから。間違っても「レブリミットまでタービンのように回る」というメーカーの表現を、現代のレベルで考えてはいけないと思います。(笑)

しかしこういうものを見ると、工業製品の進歩というのは本当にすごいものだと感心します。確かにV12にしかない独特の感覚というものはありますが、単に車の動力としての評価であれば、一つの時代のフラッグシップの性能をはるかに上回る製品が、今では普及レベルで流通しているわけですから。

きっと、メーカーの技術者の方の涙の残業のおかげなのでしょう。感謝。

(※1) 最近の車と較べても、高速領域での加速力は未だに現役です。

(※2) 圧縮比が低く(≒8.6)設定されているので、タービンブローしたターボ車で走っているようなものです。とうぜん、燃費は良くありません。せっかく圧縮比が低いのですから、TD-04あたりを各バンクに取り付けると楽しそうです。(笑)

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打ち合わせ(12)

一昨日は、おそらく着工前最後となる設計内容の打ち合わせでした。

階段は予定どおり踏み板の奥行きを広くして(踏面全幅28.5cm)、otto室周りの基礎の切り欠きはなくせるそうです。

踏み板の奥行きについては、打ち合わせをしたモデルハウスの階段がちょうど同じ寸法だったので実物を確認することができました。値段との兼ね合いで少し迷いはあったのですが、結局、「やはりこの寸法が良い」ということにしました。

そういえば、玄関の上がり框を大理石にしてみました。よく行くマンションで良いなあと思っていたので、少々費用はかかりますが、ここは一つ奮発です。

もうこれで図面上でできる検討は尽くされたと思います。次回は、現場監督さんとの工程確認になるそうです。照明の一部を施主支給するので、その時期等を確認しなければなりません。

ところで今回の打ち合わせは、このGW頃オープンした新しいモデルハウスで行われました。モダンな内装で素敵です。営業のKさんの話によると、展示場にしては比較的「やりすぎていない」部類だそうですが、それなりに暮らしにくそう(笑)でした。

せっかくですので、打ち合わせの前後にモデルハウスを見て回って気付いたことをメモしておきます。

Img_0035

①外装のコーキング

コーキング材の色を外壁の色と合わせてあります。ジュエルグレインの粒々模様まで外壁と同じに入れてあるのには驚きました。コーキングの中に色の付いた粒子を入れてあるようです。(写真を拡大するとわかると思います)

そこまでの必要性はないような気がしますが、このメーカーの家では施主が気にしない部分にまでこれくらいの気配りがあるのだと勝手に理解することにします。

Img_0039_2②デザイン基礎

カタログ等にも書かれていますが、確かに基礎が塗装されています。大理石調ということなのでしょうか。基礎のひび割れが見えにくくて見栄えは良いですね。特に私たちの家の場合は基礎の立ち上がりがかなり見える部分があるので、良いと思います。外壁の継ぎ目と同じところには基礎にもスジ模様を入れるそうです。これも、あまり必要ないような気がします。(笑)

Img_0030_2

③耐力壁ブレース

構造展示コーナーに展示がありました。ブレースがどのくらいの直径なのか知りたかったのですが、当日はメジャーを持って行くのを忘れてしまい、パンフレットと比較です。どうやらΦ16のようですから、材料がSS41だったとすれば4~5トンの引っ張り力を受けると降伏点を越えるでしょう。破断は8トン強でしょうか。(カタログではネジ部がM18と書いてありました)

Img_0032④ブレース溶接部

計量鉄骨の薄いフレームにブレースの引っ張り力をうまく伝えられるように板を組み合わせて工夫されています。それにしてもフレーム自体が薄いですね。よくブレースの引っ張り力で座屈しないものだと思います。

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2006年5月21日 (日)

ニューデジカメ

Dsc_2886_3 普段使いのデジカメが欲しくてCanonのIXY800ISを買いました。IXYらしい質感の高いデザインと撮影者の気持ちを汲んだような素直な描画に満足です。私にとってはじめてのCanon製カメラです。

今までは銀塩時代のFE2にはじまり、COOLPIX910,990,5000,D70と続くNikonユーザーでしたが、Nikon製デジカメのオートホワイトバランスの落ち着きのなさと、暗く沈んだ露出傾向には失望を繰り返していました。

素材製重視という姿勢は想像できるのですが、高輝度の部分にすぐに引っ張られる露出、ミックス光で破綻するホワイトバランスは、「簡単に写真を楽しみたい」という私のようなユーザーには合わないようです。

何も考えずにシャッターを押している妻のIXYが綺麗な画像を記録しているのを横目で見ながら、暗く、落ち着かない色調のD70の画像をレタッチするのに飽きたとも言えます。

ブレ防止レンズの効果も十分です。ブレ防止によってAFの動作もだいぶ助けられるのでしょうね。

以下、完全にオートでの試し撮りです。D70だったらどのカットも、確実にどこかが破綻していたと思います。

Img_0015_2_2

Img_0021

Img_0023

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2006年5月19日 (金)

家の値段のこと

住宅関係の掲示板などでたびたび書かれていることがあります。私もかなり気になっていました。

「大手ハウスメーカーは利益率が3~4割もあって、モデルハウスや広告宣伝費にものすごい経費をかけているから、建物は大したことないのに高い。」

「だから広告宣伝費のない地元の工務店で建てれば、質の良いものが安価に手に入る。」

「どこで家を建てるか」という話になると、こう言われることが多いようです。

大手ハウスメーカーの利益率や広告宣伝費は、それほど大きいのでしょうか?

調べてみると、やはり同じ疑問を持った人が各社の有価証券報告書を調べていました。

これ

読んでみると、積水ハウスの場合、従業員の給与を含む「販売費及び一般管理費」が売り上げの約16%、その中で「広告宣伝・販売促進費」は4%くらいのようです。

そして営業利益は約6%。最新のレポートを見ても特に大きな変化はないようです。

私は経理のことを詳しく知りませんが、健全な会社として、ごく普通のレベルではないかというような気がします。

冒頭のような主張は、建物の値段の中で「広告宣伝費」の割合が大きいことを問題にしていますが、それがなくても全体では4%くらいしか安くならないようです。(泣)

特に結論めいたこともありませんが、結局、ユーザーが製品の質と価格のバランスに満足していれば、メーカーがどんな作り方をしていようとどんな原価構成をしていようと、まああまり関係ないことだと、勝手に納得することにしました。(笑)

話は違いますが、車を買うときに「トヨタの広告宣伝費が多いから」とか「展示車両が多すぎるから」とまで考える人は多くないと思うので、家についてはそこまで踏み込んだ話が出るというのも・・・ちょっと不思議です。

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打ち合わせ(11)

ガレージのシャッターについてもけっこう悩みました。なにしろ、当初の積水ハウスさんからの見積もりが57万円です。(泣)

積水ハウスさんではガレージ用の標準のシャッターというと防火認定のタイプになるそうで、工事費も含めるとその値段だとか。(たしかこれ)

本当は密閉性と動作速度の観点からフラットピットにしたかったのですが、見積もりをとってもらうと、上のものよりも更に高くなるとのこと。こちらのほうが構造は簡単だと思うのですが、価格設定の問題なのでしょうか。

レムコのオーバースライダーですとかプチロールではどうかとも提案したのですが、なかなかうまいものがありません。

結局、当初の見積もりどおりのものに落ち着いたのでした。

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2006年5月18日 (木)

打ち合わせ(10)

そういえば、ガレージ周りの構造でちょっと面白い(?)ことがあったので書いておきます。

積水ハウスさんの場合、ビルトインガレージの中というのは「屋外」の扱いになるそうで、私たちの家のように廊下からガレージを見られるような窓(2m角の窓を計画しています)を設けると、それは何も言わなくても「断熱防犯ペアガラス」になります。同じように、家の中からガレージに出入りするためのドアも「断熱防犯ペアガラス」入りです。

言われてみれば屋外のようなものですが、けっこう真面目だなあと思います。加えて、ガレージ内は「屋外」という扱いになることから、壁のフレームも2重になるようです。

つまり、

(1) 屋外に面するところには外壁を取り付けるためのフレームが必要

(2) ビルトインガレージは屋外の扱い

(1) + (2) → ビルトインガレージの屋外に面する壁には両面にフレームが必要

ということです。

基礎の上にC型鋼で組まれたフレームが表裏2重に付くらしいのですが、なんだか過剰なような気がします。というよりも、基礎の上にそんなにフレームを並べるためにアンカーボルトを倍も埋めて大丈夫なのでしょうか。

ガレージの出入り口にはH型鋼(ただし軽量)の門型フレームが付くことですし、地震で家が潰れたときにガレージだけが残っていたら・・・、なんだか恨まれそうです。(笑)

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2006年5月16日 (火)

水族館

先日、品川のEPSON水族館に行って来ました。

特徴的なお魚たちが泳いでいたので、ちょっとご紹介します。名前が分からないのもいますが。

【コクテンフグ】 アザラシとパンダを混ぜたあのキャラクターに似ています。

Img_2301_1

【オジサン】 ヒゲが名前の由来だそうです。

Img_2342_3

【トトロ(?)】 フグの仲間のようですが・・・。

Photo

【宇宙船】 モビルアーマーが2機飛んでいました。

Img_2299_7

広くはありませんが、色々と楽しめる水族館でした。

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2006年5月14日 (日)

cocolog遅すぎます

cocologのサーバーがあまりにも遅すぎます。(泣)

特にアクセスが多い夜の時間は絶望的な遅さです。はっきり言って、この時間は使いものになりません。ページ一覧を取得する間にトイレに行ってなお時間が余ります。

時間がかかってもレスポンスがあればまだ・・・許せませんが、エラーになってレスポンスがないことがあるのにはあきれます。

負荷が集中するタイミングがあるのは分かりきっていることなのですから、サービスを提供する以上、適切な調整を行って欲しいと思います。そのためにコストがかかるなら、適切な範囲でユーザーに請求すれば良いと思うのですが・・・。

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水槽写真

妻の水槽の写真を撮ってみました。

昔のAi Nikkor 50mm f1.4 に接写リングを取りつけてD70にて撮影。AFが利かないのは当たりまえですが、D70にAi Nikkorでは露出計も動かないので、完全マニュアル仕様です。

Dsc_0001_1

Dsc_0003_1

Dsc_0004_2

このレンズ、絞りの羽根の間に油が入り込んで絞りの調整が利きません。開放でのマクロ撮影なので被写界深度がものすごく浅いのです。

自分としては、ボケが大きくて幻想的な雰囲気が気に入っている写真です。

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打ち合わせ(9)

家づくりの中で私としての目玉装備(?)であるガレージの地下ピットのことについて書いておきます。

そもそもガレージにピットを掘ろうと思ったのは、実家のガレージに父親の趣味でピットが掘ってあり、学生時代にはこれを非常に便利に使っていたからでした。社宅に移ってからはガレージジャッキとウマの生活に戻っていたのですが、やはりピットでの作業と比べて不便なのは当然です。

そこで、家づくりの初期の段階で積水ハウスさんに相談したところ、「基礎と同時に施工するならほとんど費用はかからない」とのことでした。それならピットを作らないわけに行きません。

そんなわけで、寸法については実家のピットを参考にしつつ、自分の家に合わせて調整しました。

寸法は、長さ4000mm×幅1100mm×深さ1600mmにしました。

本当は長さが6mくらいあるとほとんどの車で前から後ろまでいっぺんに見られますし、車をピットの上においたまま人がピットに出入りすることもできて良いのですが、ガレージの長さが6.5mなので、建物の基礎との干渉などを考えると、これはちょっと無理です。妥協ではありますが、長さ4mに決めました。

幅について、実家のピットは幅900mmでしたが、使っていてちょっと狭いと感じていました。もちろんあまり広げると車が落ちてしまいますから(※)、以前乗っていたZ32の寸法を参考にしておおざっぱな計算で幅を考えてみました。

幅1800mmの車に265くらいのタイヤが付いているとして単純に計算するとタイヤ内側の間隔は1270mmですから、ピットの幅は最大でも1200mmくらいでしょう。ちょっと余裕をみて1100mmに決めました。

深さは、実家のピットと同じく1600mmです。私の身長(178cm)で立って作業をするのにはちょうど良い深さです。ブロック8段積みでちょうど良い寸法でもあります。

壁面は鉄筋を入れた150mm厚さの重量ブロック(C種)8段積み、底面の土間には鉄筋のメッシュを入れてコンクリート厚さ100mmとしました。ピットは屋内ですが、何かの理由で中に水が入ったときのことを考えて、土間には一応、浸透用の穴を開けます。(実家のピットでは土間の一部が土のままになっています。)

Garage_2 深さ1.6mのピットということでピット壁面への土圧について何か問題が起きないかと積水ハウスさんに問い合わせたところ、柱状改良が深さ3.5mまで入り、ピット付近については基礎自体も深基礎でピットの深さに近いところまで達しているということで、特に問題はないという回答でした。念のため、壁面のブロックに入れる鉄筋は、ガレージの土間のほうまでL型に伸ばして固定するように依頼しました。

(擁壁の上に家を建てるときにも柱状改良を入れれば擁壁への荷重は考えないそうです。)

ピットも普段はフタをしておくので、そのフタのことも考えなくてはいけません。実家と同じようにL鋼で補強を入れたチェッカープレートでフタを作ることにしますが、定尺の鉄板が使えれば無駄がありません。

幅1200mm前後ということであれば、4×8(尺)の鉄板が1220mm×2440mmですが、ピット縁へのフタのかかり幅が片側50mmくらいになってしまいます。これについては、あとで考えることにします。車が乗り上げたときの強度については、実績のある実家のフタと同じように作れば問題ないでしょう。

また、のちのち、ピット内に照明をつけたりすることを考えて、ガレージの壁に付けるコンセントの近くからピット内に電線管(エフレックス)を通しておくことにしました。ガレージの土間はきれいにしておきたいので、いつかフェロコンで仕上げようと考えています。

と、こんな内容でピットを計画しています。出来上がりが楽しみです。

(※) 事実、実家のピットに車を落とした人がいます。あのときはJAFを呼んだりでたいへんでした。

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D70生還

ようやくD70が修理から帰ってきました。2ヶ月くらいかかったのではないでしょうか。

症状は「内蔵ストロボが発光しない」というもの。マニュアルでポップアップさせておいても、AUTOモードで暗いところで使っても、とにかく発光しないのです。(もちろん発光禁止ではなくて)

処置としては「ポップアップSW部作動不具合の為調整致しました」とのこと。

故障の原因は私が落としたことなのですが、このくらいの修理でちょっと時間がかかり過ぎるのではないかと思います。

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打ち合わせ(8)

雑談ですが、以前に書いたDyneシリーズとISシリーズの差について営業のKさんに改めて確認してきました。

カタログももらっきて来たのですが、とにかくあまり差がないようです。一時期、商品名ばかりが増えて分かりにくくなっていたので商品の統合を進めた結果、ほとんど差がなくなったということでした。

以前は「古レンガ」の外壁がISシリーズ専用だったそうですが、今はDyneシリーズにも使えるようになって、標準で選べる部材にも差がないそうです。(事実、私たちのBe Dyne'sは古レンガ)

残る差は屋根勾配と階段、防火対応、そして価格設定だとか。(他にも目立たないところで色々あるのかも知れませんが。)

・ 屋根勾配 Be Dyne'sは5寸 ISは6寸

・ 階段    Be Dyne'sが木製 ISは鉄骨

・ 防火対応 ISは軒下もセンチュリーボードという耐火仕様 (全体で準耐火)

・ 価格設定 ISのほうが高く設定されている

いずれにしても、こういうシリーズごとの差というのは、きちんとメーカーさんで分かりやすくしておいて欲しいと思います。自動車のカタログだって同一車種のグレードによる装備品の差は一覧で誰にでも分かるようになっているのですから。

(2007/05/25追記) 近くに建っているISの建物では雨どいの形状とか軒の深さとか、そういうところも違っているようで、どこが違うのか良くわからないのですが、やはりISのほうが立派に見えます。(笑)

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2006年5月13日 (土)

打ち合わせ(7)

昨日は、ほぼ最終となる打ち合わせでした。

階段の寸法変更とotto部屋周辺の基礎切り欠きその他に関する打ち合わせです。

(1)階段

ottoの部屋とガレージの間を行き来するには、その間に挟まれた位置にある階段の階段下のスペースを通ります。Be Dyne'sの標準は木製の階段で、その仕様ではどうしてもotto部屋に階段を支える柱が落ちてしまいます。これを避けるため、私たちの家では、積水さんの提案で、他のモデルに使う鉄骨階段を使うように計画していました。

しかし、少し前にふと気になったので改めて階段寸法をチェックしてみると、現状の計画では踏面の幅が段鼻を含めて23cmであることが分かりました。(踏面20cm+段鼻3cm)

一般的には決して小さい寸法ではないのですが、私たちの家では風呂が2Fにあるので、年をとってからの上り下りもできるだけ楽にしておかねければいけません。

展示場の階段をいくつか調べてみると、踏面で25cm(段鼻含み28cm)あればずいぶん余裕のある階段になることが分かりました。

そんなわけで、その寸法で階段の変更見積りを依頼していて、今回、その見積りが出てきたのです。

高いです。設計料だけで27万円です。(汗)

木製階段では標準で設定されている踏面寸法と段割り(折り返し前後の段数分配)のバリエーションが多いので比較的簡単に寸法を変えられるらしいのですが、鉄骨階段の場合は私たちの要望は完全な特注対応となり、これだけの費用がかかるのだそうです。

「取り合いさえ分かれば自分で設計して溶接する!」という気持ちにもなったのですが、まあ、毎日必ず使うものですし、後から直そうとすればそれ以上の費用がかかることは分かりきっていますので、見積もりどおりで依頼することにしました。

また、この階段寸法の変更に伴って、レイアウトの都合でどうしても階段に干渉するスライディングウォールも幅寸法縮小の特注対応となりました。(建具もけっこう特注が利くものです。)

ちなみみこの階段については、今回の打ち合わせで積水ハウスさんの見積り違いが発覚。木階段から鉄骨階段への変更について見積もりを変更するのを忘れていたそうです。(鉄骨階段のほうが高価)

鉄骨階段を使うということは一番最初の契約の時点で決まっていたことですので、この点については営業のKさんに調整を依頼しました。

(2)基礎切り欠き

ottoの部屋は土地の高低差に倣って標準の高さより床を約500mm下げます。

標準の床では床面が基礎天端より上に来るので基礎の幅が床に干渉することはないのですが、この500mmの床下げのために、この部屋の床面は基礎の間にもぐりこむ形になります。

基礎の幅(160mm)は室内の壁の厚み(100mm)よりも厚いため、当初の設計では、そのぶん、基礎を幅30mm×高さ600mmほど切り欠いて床を基礎内に埋め込む設計になっていました。

しかし、私は基礎を切り欠くということにどうも抵抗感がありました。

積水ハウスの標準基礎は公称幅160mmですが、外周の基礎は表面に凹凸をつけたデザイン基礎というもので施工されますので、実はその凹凸のために有効厚さが10mm減って150mmになります。

そこから更に30mmの厚さが減ったのでは、有効厚さが120mmになってしまいます。

基礎の切り欠きを避けるべくよく考えてみると、床を基礎天端よりも下に入れるなら、基礎を切り欠かなくても、室内を30mm狭くすれば良いはずです。

前回の打ち合わせのあと、そのことをメールで設計のMさんに伝え、できれば基礎を切り欠かない方向で検討できないかと相談しました。そして今回、その回答があったのですが・・・、階段が狭くなる可能性があることが分かりました。

その詳細については文章で表現してもうまくお伝えできないと思いますので省略しますが、いやはや、なかなかうまく行かないものです。

踏面幅を特注かけてまで確保しようとしている階段ですから、その寸法は譲れない条件です。この件については、その場でいくつかの対応案が出てきましたので、社内で確認して連絡するとのことでした。

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打ち合わせ(6)

さて、このままでは打ち合わせの書き込みがいつまでも実際の進行に追いつきませんので、とりあえずは、ここからリアルタイムの書き込みにしようと思います。

足りない分は、徐々に書き足して行きます。

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2006年5月12日 (金)

打ち合わせ(5)---照明のこと

積水ハウスさんとの照明の打ち合わせは、まず、設計のMさんとでした。正確には照明の打ち合わせというよりも電気配線の打ち合わせでしたが。

いずれにしても、コンセントの打ち合わせと一緒に照明用の電源をどこに配線してどこにスイッチを付けるのかを打ち合わせるわけですから、照明器具もある程度考えながらの打ち合わせになります。

Dsc00091_2

各部屋、廊下、トイレなど、各部分についての打ち合わせのなかで、Mさんは私たちの好みに合わせて、多めの照明を付けていきました。全体にダウンライトを多用して、シーリングライトを使うのは一部の個室だけです。

打ち合わせの初めに大光電機の分厚いカタログを渡されて、器具のほとんどはこのカタログから選ぶことになりました。

打ち合わせのあと、積水ハウスさんでは照明のプランについて、建物の図面とは別に左のようなプランニングシートが作成されます。照明の品番、数量や、定格、定価も全て表示されており、非常に分かりやすい図です。このシートは変更のたびに作成されます。

照明の中で特にこだわったのは、ガレージとリビングの吹き抜け、そして主寝室の照明です。

【ガレージ】

天井に電源レールを2本取り付けて、そこに75Wのスポットライトを全部で6個取り付けます。20平方メートルちょっとのスペースに対して、少し明るめになると思います。

【リビング吹き抜け】

2120lw上下左右に首を振ることのできる100W電球型の蛍光灯スポットライト2灯×2を吹き抜けの壁に取り付けます。吹き抜けというのは天井面での反射がないので明るさが足りるのかどうかちょっと心配ですが、デザイン優先でこの形を選びました。リビングにはこの他に60Wクリプトン球のダウンライトが4つ付きます。もしも明るさが足りなければ、スポットライトを直管型の蛍光灯を使う器具に付け替えることにします。同じ消費電力でも直管型のほうが遥かに明るいので。ここの明るさが、今の一番の心配です。

【主寝室】

35146l主寝室には勾配天井の吹き抜けがあり、そこに私の希望で2本の 「あらわし梁」を作ることになっています。寝室は間接照明が良いと思っていましたので、照明はこの「あらわし梁」の上に取り付けます。他にもダウンライトが付きますので、ここは少し明るすぎるかも知れません。

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打ち合わせ(4)---照明のこと

展示場その他、色々な照明を見て回ったのですが、やはり、電球色のほうが雰囲気があって落ち着く感じがします。せっかくの家ならそういった雰囲気も作り込みたいので、やはり照明は電球色かな、ということになりました。

最近は蛍光灯でも電球色のものがありますので、長時間点灯する場所にはそういったものを使えば良いでしょう。

不思議なことですが、蛍光灯の白い光で照度が低い場合は部屋全体が薄気味悪い雰囲気になってしまいます。夜の学校の暗い廊下やトイレのような雰囲気と言えば想像できるでしょうか。

以前、社宅のトイレの電球を白い光の「電球型蛍光灯」に取り換えたら、明るさは十分だったのですが雰囲気がまさに公園の公衆便所(失礼!)になってしまって、あわてて元に戻したことがあります。家の新築を考えるずっと前のことでしたが、印象深く覚えています。

それに対して、電球のような黄色い光の場合は照度が低くても自然に感じられます。例えば電球とは少し違いますが、テーブルの上にロウソクを灯すレストランで気持ち悪いと感じる人はまずいないでしょう。

また、これは私だけかも知れませんが、白い弱い光で本を読もうとするとイライラしますが、黄色っぽい電球の光であれば、弱い光でもそれなりに読むことができます。読めなくても、眠くなることができます。(?)

そんなわけで、私たちの家では、ほとんどの照明を電球色で統一することにしました。

さて、次は器具選びです。

(※1) 蛇足ですが、同じ消費電力の蛍光灯でも光の色によってカタログ記載の総光束(lm)の値が違っています。(参考:東芝ライテック) どのメーカーでも電球色の総光束の値が一番大きくなっていて、電球色>昼白色>昼光色の順です。電球色と昼光色の差は10%強です。この理由は分かりませんが、lmの表記に分光特性が反映されているのでしょうか、それとも単に波長域によって発光効率が違うのでしょうか。

(※2) ついでですが、もう一つ疑問があります。電球メーカーのホームページを見ると、電球型蛍光灯の全光束がなぜか完全に一緒です。(松下電器東芝ライテック) 何か基準があるのでしょうか。消費電流には差がありますが。

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打ち合わせ(3)---照明のこと

詳細決定のなかでも、照明についてはだいぶ悩みました。

私が家にいる時間の大半は夜ですから、私は家に居る時間のほとんどを照明の下で過ごします。妻にとっても、一日のうちの半分は夜です。

照明が生活に必要な明るさを作り出すのは当たり前のことですが、同じ明るさでも照明のによって部屋の印象は大きく変わってきますので、経済性も加味しながら、できるだけ見栄えよくできるようにしたいと考えました。

そんなわけで、照明を選ぶにあたって、まずは各社さんの展示場の建物を見て回りました。

照明器具メーカーの展示場でたくさんの照明がいっぺんに天井からぶら下がっているのを見るよりも、実際に部屋に取り付けられた照明を見たほうが参考になると思ったからです。

明かりが点いていないと見学になりませんから、勤務が終わって周りが暗くなってから展示場に行きます。

建物にうかがうと、まずは各社の営業さんが出てこられますので、そこは「積水さんで契約済みなんですが・・・」と素直にお話しました。本当はご迷惑だったでしょうけれど、各社さんとも、色々とお話を聞かせてくださいました。

Dsc00077a_1 展示場の建物を見ると、見栄えよく、天井をすっきりさせたいということからかダウンライトや間接照明を多用しています。メインリビングでは天井に取り付けるタイプのシーリングライトは少ないようです。

吹き抜けには、間接照明と直接照明を兼ねた照明器具を取り付けてあるところが多かったように思います。

色々な照Dsc00075a明の使い方を見つつ見学させていただきながら、、知り合いの電気屋さんに借りた照度計を借りて照度を測ってみました。

人間の目はすぐに明るさに慣れてしまいますから、明るさを検討するのならば、やはり測定器を持っていかなくてはいけません。(照度計がなければカメラの露出計も使えると思います)

しかしまあ、明るいこと明るいこと。リビングの明るさはテーブルの上の高さで500lxもあります。

社宅の部屋の明るさ(250lx)は新聞を読んだりするのにも十分以上だと思っていたのですが、数値としてはさらにその2倍です。

Dsc00081a_1 確かに華やかに見えるはずです。玄関でさえこの照明の数ですから。

リビングについては「打ち合わせにも使うので」と営業のKさんは言っていましたが、展示場では暖かい雰囲気を出すために白熱灯を多用しています。

白熱灯でこの本数・・・と考えると、電気代がものすごく心配になってしまいました。

展示場は、なにしろ見栄え優先ですね。

さて、うちはどうしましょう。

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住まいの夢工場見学

2006年の3月初めに積水ハウスの「住まいの夢工場」を見学してきました。特に母親は家の建て替えに興味があるようでしたので、私の両親も一緒に行って来ました。

こういうところで実際に自分が買う商品を確認できるというのは、大手プレハブメーカーならではのメリットだと思います。

私たちが見学した夢工場は積水ハウス関東工場に併設されており、営業のKさんと午後1時に現地待ち合わせで、一日お付き合いいただきました。

以前は工場の方が案内することもあったそうですが、最近は担当の営業さんが自分で案内するようになったそうです。(団体の場合は違うと思いますが)

見学の一番初めには「In the dark」という建物に案内され、そこでイスに座って阪神淡路大震災の話を聞きます。途中で実際の地震と同じという震度でイスを揺らされ、地震の激しさを印象付けるという仕組みです。

そこから見学が始まって、営業のKさんが午後じゅう付きっきりで案内してくれました。以下、私たちが見学した範囲での夢工場の内容をご紹介します。

Dsc_2690 フレームの実物(黒い部分)。下のオレンジ色の部分が起震台で、阪神淡路の地震と同じという振動を与えてみせる。フレームだけで軽いのだから丈夫に見えて当然。
Dsc_2691 柱状改良で作られる柱の実物。φ600と聞くと小さいようだが、実物を見ると非常に大きい。ドラム缶と同じ直径。当家の場合、長さ3.5mで40数本入る。
Dsc_2692_4 阪神淡路の震災を実際に耐えた耐力壁。ブレースが伸びている。カタログによると、ブレースが伸びてエネルギーを吸収する設計とのこと。溶接部に異常はないので、締めなおせば修復可能だとか。
Dsc_2713 外壁の構造。外壁は発泡コンクリート製であるものの、補強筋が入っているため、木材で力いっぱい突いてもほとんど損傷しない。「除夜の鐘」なる展示で体験できる。
Dsc_2695_1 5KN標準基礎。最大主応力線を考慮し、フーチングにベース筋がないのが特徴。
Dsc_2696_2 3KN基礎の断面。当家の基礎の2/3くらいを占める深基礎部分はこの形状らしい。
Dsc_2700 基礎に使うコンクリートのピース圧縮破壊体験。一般仕様は簡単に壊れるが、積水仕様はなかなか壊れないという趣旨なのだが、そもそもピースの素性が不明。飛び散った破片は営業さんが掃除する。お疲れさまです。
Dsc_2698 加圧の様子。要するに油圧ジャッキ。
Dsc_2699 圧縮試験機。
Dsc_2703 スウェーデンサウンディング方式による地盤調査の様子。規定の荷重をかけながら、このビットを地面に貫入させ、地中の様子を探る。
Dsc_2702 驚いたモグラが飛び出す。
Dsc_2704 柱状改良施工の様子を示す展示。攪拌羽根が土と固化剤を混ぜながら必要な深度まで貫入する。節付きの柱状改良では、先端の攪拌羽根が伸縮する。
Dsc_2712_1 外壁固定の構造。積水ハウスがダインコンクリートと呼ぶ独立発泡コンクリートの外壁は鉄のメッシュで補強されている。フレームに対して外壁が動くのが特徴。
Dsc_2709 2階床の断面構造。ALC100mm+集成材20mm+フローリング。梁高さはそれほど大きくない。
Dsc_2710 屋根と天井裏の構造。天井裏にも全てクロスブレースが入っている。ブレース同士が接触する部分はきちんと樹脂パイプで保護されている。屋根の垂木はボルト止めなので屋根は吹き飛びにくそう。
Dsc_2712_2 フレームに対して外壁が柔軟に取り付けられていることを示す展示。地震によるフレームの変形があっても外壁に損傷を生じさせないとのこと。
Dsc_2714 雨戸井と屋根。戸井に落ち葉防止用のネットが付いているのが特徴。
Dsc_2715 天井裏の様子。特別な工夫はない様子。
Dsc_2718 床面の温度比較。右が積水仕様の床。5℃くらい違うか。
Dsc_2719 サーモグラフィーによるガラス面の温度。複層ガラスの表面温度が10℃くらい高いのが分かる。
Dsc_2720 触ってみても、確かに差が分かる。
Dsc_2722 1F床の展示。予め成型された断熱材を根太にはめ込む。床下に根太が露出せず、下面が全て断熱材で覆われるのが特徴。
Dsc_2721 通常は断熱材が根太の下面を覆うことはないのでこの写真のような施工とのこと。
Dsc_2723

壁内断熱材の展示。積水ハウスでは予め枠に組まれた断熱材がフレームの中に組まれるとのこと。フレームとの隙間を埋めるパッキンまでついていると主張していた。

(それにしてもD70はスポット光に弱いですね。露出計がすぐにだまされます。)

Dsc_2724_1 標準仕様になっている熱線反射ガラスの展示。枠ごとに違う仕様のガラスがはまっていて、上の白熱電球の熱線を通す、通さないを体感できる。かなりの効果を実感。
Dsc_2726 防犯コーナーの展示。カーポートの屋根を登るドロボウ氏。「こんなのちょろいちょろい」と言いながら登る。このジャガー、前半分に切られていてボンネットの中はカラ。
Dsc_2727 防犯コーナーの家の表札。「オカネアリゾウ」その他。おばあさんらしい「コガネタメ」が傑作。
Dsc_2728 防犯展示コーナーの番犬。ホネ付き肉を与えるとおとなしくなる。イヌはエサですぐにやられるという展示。
Dsc_2729 防犯ガラス他、各種ガラスの叩き割り体験コーナー。今回は担当の方が不在で体験できず。一番興味があったのがこれなのに。

というわけです。

構造展示を一回り見たあとは、いろいろなモデルハウスも見て回りました。

さすが、工場併設だけあって町のモデルルームよりも遥かに凝った建物があります。巨大な吹き抜けに石貼りの内装などなど。外観も含めて、そこにはプレハブというイメージはまったく存在しませんでした。

母親は「積水ハウスってプレハブ住宅でしょ。簡単で良いけれど自由は利かないんでしょ。」と思っていたそうですが、完全にイメージが変わったようです。

一方、父親は広々としたモデルハウスを見て「これで何坪くらいですか?」と聞いていました。Kさんに「60坪台ですよ。」と言われてちょっと驚いたようです。なにしろ、それなら今の自分の家と大差ないのです。間取りと空間のデザインでこうも違うのかと感心したようでした。

営業のKさん、本当にお世話さまでした。

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2006年5月10日 (水)

タイヤ交換

車(BMWの750iL'93年式)のタイヤがだいぶ減ったので、新しいタイヤに交換しました。

タイヤのサイズが225/60R15というヘンなサイズなので、今では選べるタイヤも少ないのですが、とりあえず今回は「一番安いもの」ということで、ブリヂストンのPlayzというタイヤを選びました。今後、あの車がどれくらい走れるのか分からない、という事情があるのです。車のほうがタイヤよりも早くダメになると損ですから。(笑)

さて、ちょっと走ってみたところ、Playz、良い感じです。

まず、形状不良やバランス不良による振動がほとんど感じられません。タイヤの振動では前のZ32のとき、その前のHR31のときなど、何度も痛い目にあっているのですが、今回はまずまずのようです。

振動を気にするとき、本当はRVFの赤点をホイールのマークに合わせて組みたいところなのですが、この車の純正ホイールにはマークがないので、普通どおりバルブを軽点に合わせて組みました。

パターンノイズは比較的静かです。(前に履いていたdbEuroよりは少しうるさいでしょうか)

ギャップを乗り越えた時の音も、かなりマイルドです。

グリップは・・・、まだイジメていないので良くは分かりませんが、高速のI.C.で踏ん張らせてみると、スリップアングルはかなり大きめですね。

スリップアングルは大きめなんだけれども、それに比例してコーナリングフォースがスムーズに立ち上がるという感じです。バネのようなハンドルというか・・・。

ハイグリップタイヤのように、あるところまで踏ん張って、その後アンダーが出だすとハンドルをどう切っても変わらない、というのとはまったく違います。

「扱いやすい」というメーカーの主張は正しいのではないかと思います。


そして、肝心の「ラク」な性能ですが・・・、これが本当にラクでした。(笑)

以前のdbEuroのときは、路面のうねりの影響をもろに受けて進路が乱されてしまい(ワンダリング)、右に左に常に修正舵を当てている状態でした。

このため、高速道路では、はっきり言って直進させるのに気を遣っていました。(Z32と較べて「ナンダコリャ?」と思っていました)

正直言って、「妻のフィールダーのほうがずっと直進性が良い!」などと思っていたわけですが・・・、今回は違います。

以前は高速道路で手放しというのはあり得なかったのですが、今は手放しでもけっこうな距離を走れます。(あくまで実験的な話です。)

車線変更でうねりを乗り越えても車が吸い寄せられたり弾かれたりする感じはありません。

メーカーも運転中の修正舵やヨーレイトの変化が小さくなると主張しているのですが、体感では確かにメーカー発表にあるグラフくらいの差はあると思います。

今回は「ラクに走りたい!」という思いでタイアを替えたのでPlayzは正解でした。

私の車は15インチの60扁平が標準だった時代の車ですから、おそらく、dbEuroのような最近のタイアは履きこなせないのでしょう。

実は16inchにしてPOTENZAブランドの55タイア、というのも考えていたのですが、やめておいてよかったと思います。

きっと、もっと酷いことになっていたと思います。

そんなわけで、サイドウォールのデザインがかなりカッコ悪いんですが、ロングドライブでラクに走りたい人にお勧めです。

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古いカメラ

最近、私の父親が思い出したように古いカメラをいじりだしました。それを見ていたら私も影響されまして、実家から古いカメラを持ち出してきました。

Dsc00121BALDA・SIX 、MINOLTA AUTOCORD という2台の6×6版カメラです。

私はべつにクラシックカメラマニアという訳ではなく、 ずいぶん前に、祖父にもらったカメラです。

BALDAのほうはだいぶ古く、インターネットで調べてみると、どうやら1930年代のカメラのようです。

BALDAのレンズには少々カビがありましたので、とりあえず、レンズをばらして清掃してみました。

レンズは有名な「CarlZeissJena」製の「Tessar 1:2.8 f=7.5cm」が付いています。
(昔はそれしか存在しなかったのでしょう)

Dsc_28513郡4枚構成のレンズなので、幸いにも、簡単な分解作業で全面をきれいに拭うことができました。当時のレンズには増透コーティングはまだ施されていないので、カビの影響も残りにくいようです。

そして今日はとりあえず、BALDAのほうにフィルムを入れてみました。

シャッターはT,B,1~1/400まで、一応それっぽく動きます。
(合っているのかどうかは分かりません)

実は120サイズのフィルムを使うのは私は初めてで、まあ適当に入れて撮ろうと思ったのですが・・・、あれ?、どこまで巻き上げれば良いのか分かりません。

Dsc00124 カメラの裏ブタにある赤窓からフィルムの送りを確認してダイヤルでフィルムを巻き上げるのですが、窓も幾つか(4つ)ありますし、フィルムのほうのマークもたくさんあります・・・。あとで確認しないといけません。

当時のカメラですから、露出もピントも全て目測です。

今日は晴天だったので、だいたい1/400、f11(ISO400)の前後で調整しながら1本撮って、現像に出してきました。

ピントも露出も全てがマニュアル操作なので、使う前は「面倒くさそう」と思っていたのですが、精密なフレーミングもできなければ露出もピントも適当ということで、意外なことに、なんだかとても気軽にシャッターを切れたのが印象的でした。(笑)

いったい何が写っているのかいないのか・・・楽しみです。

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打ち合わせ(2)

さて、既に基本の間取りは決まっていますので、これからの打ち合わせでまず最初に決めるのは外壁のパターンと色です。これが決まらないと、中を決めてゆくこともできないそうです。

ダインコンクリートの外壁では4種類のパターン(柄)が用意されています。特に希望すれば、壁の一部に無地のダインコンクリートを使って表面をタイル張りにすることもできるそうですが、私たちの家の場合は特に張り分けを希望しませんので、その4種類の中から選びます。

打ち合わせでは、積水ハウスさんの営業所に用意されている30cm×30cmくらいの外壁の実物サンプルから柄と色とを選びます。柄と色との組み合わせで、かなりの数のサンプルが用意されていました。

柄については最後まで「小端積み」と「古レンガ」で迷ったのですが、「小端積みは和風になる」という営業さんの指摘もあり、どちらかというと洋の雰囲気を持った「古レンガ」を選びました。

色は「ジュエルグレイン塗装」と呼ばれる天然石を模した塗装の中から選びました。

完全な白に近いものと、少しグレーがかったものとで迷いましたが、外壁のサンプルを屋外に出して遠くから見てみると少しグレーがかったものの方が自然な感じに見えましたので、こちらに決めました。(ホワイト1-JG)

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2006年5月 9日 (火)

確認検査機関のこと

マンションの耐震偽装問題に関連して、民間の確認検査機関にも大きな責任があるのではないかという話があります。

確かに、やり直しの構造計算で強度の不足が確認されているようですので、原理的には、確認検査機関で強度の不足を見抜くことができたのだと思いますから、常識的に考えて、責任がないということはないでしょう。

ただ、そういった検査精度の問題は別として、民間機関での確認検査の仕組みそのものにも問題があったのではないでしょうか。

なにしろ、確認検査機関を選んでそこに検査を発注するのは、最終消費者となる住人ではなく、普通は建物を建てる建築業者です。

ですから、確認検査機関から見れば、建築業者は「お客様」であるということになります。

これでは確認検査機関として、建築業者の作って来た計画を厳しく審査することなどできるはずがありません。

なにしろ細かいことを言えば、「確認検査機関は他にもたくさんあるんだ。」と言われるに決まっているんですから。

ですから民間の確認検査機関を使う場合には、何らかの方法で、その建物を購入しよう(作ろう)としている住民自身が確認検査機関を選び、そのお客様になると良いのではないでしょうか。

(マンションであっても、購入予定者が事前に組合を作って共同で確認申請を行うなどすれば、不可能な話ではないと思います。)

そうすれば、確認検査機関はしっかりした検査を行って、自分たちを選んでくれたお客様である住人の側の利益を守ろうとするのではないでしょうか。

と思ったら、大手ハウスメーカーで家を建てる場合、それだけでは少々甘いようです。(笑)

ある民間確認検査機関の株主構成を見てみると、大手ハウスメーカーの名前がたくさん並んでいました。これではやはり、確認検査機関が我々の方を見て仕事をしてくれるとはとても思えません。

「役所に頼む」という手もあるのですが、こちらはスキルが伴わないことが多いとか。

結局、きっちりした検査を行うのならば、メーカーとの利害関係が発生しにい公的な専門機関を新たに作ってダブルチェックを行い、消費者がそのコストを負担するしかないのかも知れないなあと、思いました。

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耐震偽装のこと

耐震偽装問題で、そのマンションに住んでいる方々は非常に困っているようです。

なにしろ、「家には住めないうえにローンは残る」わけですから。

確かに、借りたお金は返さないといけません。だから、家に住めなくても毎月の支払いは止められない・・・と、私も思っていました。

でも、何かおかしくありませんか?

だって、家はローンの担保に入っていたんじゃありませんでしたっけ?それなら、その家を銀行に差し出せば、その時点でそのローンは終わりなのでは?

なぜ、みんな「ローンは残る」と言っているのでしょうか?

本を読んでいて知ったのですが、日本の住宅ローンは「そういう仕組み」なんだそうですね。戦後の復興の中、とにかく住宅の供給だ、という中でそうなったようですが、担保価値ではなく、個人の返済能力や、保証人などを頼りに融資を行うやりかただとか。

一方、海外で主流なのは、ノンリコースローン(詳しくは下)という、担保価値を厳密に査定して行う融資だそうで、もしもあのマンションでローンを持っている方々のローンがこちらの型だったのであれば、「銀行さん、残念でしたね。」で済んだようです。

納得しました。

さらに言うと、この仕組みでは、査定を間違えれば実際に損をする人(銀行)による物件の審査が厳密になるため、今回のような偽装を見抜ける可能性が高くなるのだとか。

二度、納得してしまいました。

ノンリコースローン 【のんりこーすろーん】 ローン返済ができなくなったときに、担保になっている資産以外に債権の取り立てが及ばない非遡及型融資のこと。アメリカで主流のローン。日本では、融資対象の不動産を担保に取ったうえに追加担保や個人保証を求めるリコースローン(遡及型融資)が一般的。ノンリコースローンは、担保割れの状態になっていてもほかの資産からの回収ができないために、厳密で精度の高い評価が必要になる。また、一般のローンより金利は高めになる。 (Yahoo不動産用語集)

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打ち合わせ(1)

積水ハウスの住宅は、いわゆるプレハブ住宅ですから、私たちは初め、そのプランニングには相当の制限があるのかと思っていました。

たとえば、「壁はその位置に作れない」「使える部材がこれしかない」「構造の都合でそういう形の外観はできない」などという感じにです。

しかし、見積りのときの大まかな間取り検討を終えてから各部の詳細な打ち合わせを進めるうちに、それは間違いだったことが分かりました。

基本のフレーム寸法は変えられないので建物の外形寸法は0.5m単位でしか変えられませんが、それでも私たちの場合は十分な細かさで敷地に合わせたプランを組むことができました。

また、家の外壁、家の外面した窓、そして玄関ドアなどは基本的にメーカーのカタログから選ばなくてはいけませんが、例えば家の外壁について「どうしてもレンガ張りにしたい」等の希望があれば、無地のダインコンクリートを組んでから、その上に好きなものを張ることもできるそうですし、窓なども、色々と変更は利きます。

内部の間仕切については、構造上どうしても必要になる構造部材が入る場所以外は、メーターモジュール、尺モジュールということとは全く無関係に自分の好きな寸法で間仕切りを作れます。

梁のスパンは4mくらいは簡単に飛ばせるようですので、11~12m角くらいの家でしたら中央付近に2~3本の独立柱といくらかの耐力壁を入れれば、十分な強度(耐震等級3)を確保できますので、そのぶん、間仕切りの位置は自由に決められます。

内部の造作に使う建具などは、費用さえ気にしなければ、基本的に自由です。自分で見つけたこのドアを付けたいと言えば、そうできますし、このタイルを張りたいと言えば、そうなります。

ただ、選びようがなければ悩みも少ないのですが、「どうにでもなりますよ」と言われてしまったために、この後の打ち合わせには長い時間がかかってしまったのでした。

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担当者さんの異動

ハウスメーカーさんでの家作りでは、その期間中に担当者が入れ替わることが多いと聞いていました。そして、そのことが様々なトラブルの原因になってゆくことがあるようです。

ですから、できれば異動がなければ良いと思っていたのですが、これについて私たちの場合も例外ではありませんでした。

途中、まず営業のKさんがT展示場からS展示場へ異動になるという話がありました。

私としては「残念だけれどやはり担当者の入れ替わりはあるんだなあ。」と思っていたのですが、後任という話はありません。

よく聞いてみると、今後もそのままKさんにご担当いただけるとのこと。営業所の管轄の括りでゆくとT展示場もS展示場も同じ管轄なのかどうか、積水ハウスさんの社内の仕組みは分かりませんが、ともかくラッキーでした。

続いて設計のMさんに顧客対応の設計部門(?)からCADセンターのようなところへの異動がありました。

その次の打ち合わせの時に設計のMさんと新しい担当のIさんが同席され、今後はIさんが担当になるという説明を受けました。

Iさんの名前は以前から図面の検図欄で見ていたので、検討の過程は別としても現状のプランの内容はほぼ理解されているはずです。それほど心配しなくても良いかなと思いました。

そしてさらに次の打ち合わに行くと・・・、そこいたのは設計Iさんではなく、相変わらず設計Mさんでした。

「打ち合わせがここまで来ているので、このまま私が担当することになりました。」というようなことをおっしゃっていたと思いますが、部署をまたいでまで仕事が出来るものなのでしょうか?

こちらについても積水ハウスさんの社内の仕組みは分かりませんが、設計担当さんも替わらないに越したことはないので、私たちとしては非常にありがたい対応でした。

こんなことがあったのはもう去年(2005年)の終わりころですが、年が変わって5月になった現在まで、私たちの家作りの担当は、営業Kさんと設計Mさんです。

もしも、積水ハウスさんが、確実な顧客対応ということを目的として、各社員の社内での所属が変わっても顧客に対応する担当者は替えないという方針で営業されているのなら、それは素晴らしいことだと思います。

せっかくなら、ぜひこのまま最後までお願いしたと思っています。

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2006年5月 8日 (月)

住宅性能表示のこと

前にも書いたかも知れませんが、私たちの家作りでは、「住宅性能表示」の適用を前提としています。

なぜかというと、自分の建てる家の性能、特に耐震性を定量的に知りたかったからです。

積水ハウスさんの場合、極端に大きな吹き抜けなどを作らなければ、耐震性は標準仕様で「等級3」の評価になるように計画されます。

これは、建築基準法で定められた基準の1.5倍の強度で、約6m/s2の地振動加速度(震度6強~7相当)に対して倒壊しない程度の強度だそうです。

過去最大級の地震でも倒壊はしない強度(ただし各部に損傷が出る)ということで、ひとまずは安心(?)です。

しかし考えてみると住宅というのは不思議なもので、絶対的にはかなり高価な製品であるにも関わらず、その性能を消費者が定量的に知る機会というのが多くなかったのではないでしょうか。

例えば、家の耐震性について建築業者に問い合わせたときに、「建築基準法どおりですから大丈夫です。」「建築確認を通っているから大丈夫です。」など言われることがあるようです。(この言い方は既に問題ですが。)

しかし、簡単に「大丈夫」と言うけれど、「いったいどのくらい大丈夫なのか。」が疑問ですよね。

多少の無理は承知で車に例えてみれば、エンジンの出力がカタログに表示されていないのに、「車検は通っています。」「馬力は必要にして十分です。」「一般的な走り方でしたら大丈夫です。」などと言われているのと同じです。

衝突安全性の評価が出ていないのに、「この車は丈夫です。」と言うのも一緒です。

そういうメーカーだったら、そこの車など買いませんよね。(笑)

普通はどの車でも、エンジンの出力は資料にきちんと明記されていますし、記載された以上の馬力が出ていることは、一般的な約束ごとになっています。

ですから、本来であれば住宅の耐震性についても、

1.倒壊加速度 : ○○m/s2

2.損傷開始加速度 : ○○m/s2 (躯体弾性限界)

3.不損傷加速度 : ○○m/s2 (層間変形1/○○○)

(ただし平均床荷重○○kg/m2

というように、その建物の限界性能を数値で明記するのが自然ではないかと思います。

もちろん、各戸で設計の違う住宅では、エンジンのように一律の実機試験はできませんから、その表示は強度計算の結果で良いと思います。

そうすれば消費者は、「ああ、この建物は地盤面加速度が震度○相当になったら崩れるんだな。」「あっちは少し値段が高いけれど震度○相当まで大丈夫なんだ。」「どっちにしようか。」と、自分で選択できるわけです。

逆に、設計を依頼するときに、「震度○相当までは倒れないように設計してね。」というやり方もあり得るでしょう。

建築基準法で定められた基準が、実際に遭遇するであろう地震に対する強度として十分に余裕を持ったものであれば「建築基準法どおり」も良いと思いますが、現状の基準は、「大地震ではかなり壊れるけれど、完全に潰れはしない。」という、最低基準のレベルにとどまっているようです。

ふつう、エンジン出力や衝突安全性評価などが公表されていなかったら、誰もそんな車は買わないと思いますが、住宅ではなぜか、その大事な部分の性能が「最低基準でOK」となってしまうことが多いようです。

「建築の専門的なことは分からないから」ということかもしれませんが、車を買う世の中の大半の人は自動車工学の専門家ではありませんよね。でも、定量的な性能をきちんと理解して購入にあたっては選択の参考にしているわけです。

ですから、住宅においても、そういう性能がきちんと明確に公開されてさえいれば、消費者はきちんと判断できると思います。

しかしなぜ消費者の側からそういう要求が高まってこないのかというと、変な話、「本当はとても気になるけれど、高くつくと困るから、そこにはあまり触れないでおこう。」というような気持ちがあるからなのではないでしょうか。

一方、建築業者のほうも、定量的な根拠を示すには、それなりの手間が必要になるので、消費者側のそういった感情につけ込むような形で、「私たち専門家の言うことを信じていれば大丈夫だ。」という態度をとるのかも知れません。

ただ、インターネットなどで専門家が書いている記事を読むと、通常程度のサイズの家で新築の場合、耐力壁を増やすなどの方法で、耐震強度を住宅性能表示で言う等級3程度に引き上げるのにかかる費用は100万円以下だとか。

あとで耐震補強などを考えるよりも、結局はリーズナブルな費用で済むそうです。

住宅性能表示にも色々問題はあるようですが、建築の専門家ではない消費者でも、住宅の性能を定量的に見ることができるようになったということで、非常に良い制度だと思います。

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担当者さんのこと

これから家作りのストーリーが本格的な打ち合わせに入って行きますので、その前に、積水ハウスで私たちの家をご担当いただいている方々をご紹介します。

営業Kさん

私たちが積水ハウスさんの展示場に行ったときに、一番初めに対応してくれた方です。そのまま私たちの家をご担当いただいています。その展示場の店長さんでした。通常のプランニングだけでなく、役所関係の諸手続き、自社製品の変遷などにも詳しく、店長さんだから当たり前かもしれませんが、かなりのベテランと思われます。年齢は・・・、50代半ばというところでしょうか?いつも声が大きく、こちらが何を言っても飄々としていて、良い意味で動じません。

設計Mさん

いかにも設計屋さんという、落ち着いた、非常にまじめな感じの方です。こちらが細かい説明を求めると、設計仕様書に基づいて納得の行くまで説明してくれます。打ち合わせの前に質問事項をメールで送ると、Mさんはその雑多な質問事項を項目ごとにきちんと一覧に整理してあって、打ち合わせではそれを一つずつ追いながら確認するという形になります。いつも対応が確実で助かっています。年齢は・・・、40歳前後というところでしょうか。オバサマ方に好かれそうです。最近、結婚されたそうです。

お店で品物を買うのと違って、家作りというのはかなり長い期間に渡って自分の買う品物を計画してゆくことになります。

ですから、同じメーカーさんに家作りを依頼しても、自分にアテンドされる担当者さん如何で、その出来は大きく違ったものになると思います。

「間違いだらけのハウスメーカー選び」という本を読むと、既に打ち合わせ時点で問題が発生するようなケースもあるようで、そういう意味で、私たちはひとまず幸運だったようです。

家の完成、そしてその後まで、大きな問題が発生しませんように。

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積水ハウスの家について(5)

全体として、積水ハウスさんの家の作りは、非常にオーソドックスだと思います。

オーソドックスな作りの上に、防犯対策や断熱対策など、時代のニーズに合ったものを追加しているという印象です。

価格的に安いとは言えませんが、一般の建築屋さんで同じような仕様を希望すれば、やはり同等(またはそれ以上)の価格になってしまうのではないでしょうか。

良い家が出来上がることを期待しています。

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2006年5月 7日 (日)

積水ハウスの家について(4)

(4)窓関係

積水ハウスさんでは、1Fの人が入れる大きさの全ての窓と、2Fバルコニーの窓は、標準で防犯複層ガラスの設定です。

(積水ハウスさんの資料)

標準設定の防犯ガラスに挟まれた樹脂フィルムの厚さは30mil(30/1000inch=0.762mm)で、防犯用途として最低限程度のものですが、あるのとないのとでは安心感に大きな差があるのではないかと思います。

( 国民生活センターによる評価結果 : 要約版 全文PDF )

正直なところ、昨今のテレビ番組などを見るにつけ、私のガラス破りに対しての心配は大きくなっていました。

そして、そんな番組で必ず紹介される防犯ガラスに興味はあったのですが、価格的に自分の家に使うことは出来ないだろうと諦めていました。

それが主要な部分には標準ということで、非常にありがたいことだと思っています。

※ 私たちの家では、結局、全ての窓を防犯ガラスに変更しました。

Dsc_2724また、全ての窓には、赤外線を反射して室内への「照り」を減らす機能を持った「遮熱断熱複層ガラス」が使われています。この効果の大きさは、「住まいの夢工場」で納得しました。

左の写真はその体験展示です。傘のようになった部分のそれぞれの枠に「普通のガラス」と「遮熱ガラス」が組まれていて、上から大きな白熱灯が下を照らしています。

ゆっくり回転する傘の下に人が入るとそれぞれのガラスを通したときの「照り」の様子を感じることができる、というわけです。

普通のガラスのところではジリジリと顔に感じる「照り」が遮熱ガラスのところではかなり和らぎます。

私たちの家では西側の吹き抜けに1~2階がつながった幅3mくらいの大きな窓を計画していますので、夏場の西日による熱気のコントロールに大きな効果を発揮することと思います。冬季に室内の熱が逃げるのも、いくらか抑えられるでしょうか。

サッシ自体も熱伝導率の小さい断熱サッシですし、窓関係については関東地方の住宅として十分な仕様になっていると思います。

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積水ハウスの家について(3)

(3)基礎

Dsc_2695 標準基礎の部分は基礎立ち上がり幅160mm、高さ800mm、人で言えば足のサイズにあたるフーチングの幅は600mmです。

フーチング部分は、普通の逆T字の形状と違い、下面が平たい半円形の断面になっていて、その部分には鉄筋が入りません。

これは、基礎上面からの圧縮応力に対して、基礎立ち上がりからフーチングに向かっての最大応力線が45度の角度を持つことから設定された形状だそうです。

(機械工学の教科書を読み返すと納得できます。)

通常の形状と比較すると、コンクリートの打ち継ぎが発生せず、工期も早まるというメリットがあるのだと思います。

ただし、深基礎の部分は、フーチング幅が広がる(最大850mm)ためか、全て逆T字型の普通の基礎形状です。

Dsc_2696_1 私たちの家の場合、土地の高低差の都合上、家の外周の4分の3ほどが深基礎になるので、積水ハウスさんの工夫が活かされるのは、ごく一部になってしまうようです。(笑)

基礎については、いわゆる「公庫基準」よりは各部の寸法がだいぶ大きいのですが、大手ハウスメーカーの仕様としては、特に大きくもなく、小さくもないというレベルです。

また、積水ハウスさんの基礎は「デザイン基礎」と言って、基礎の外面に天然石のような凹凸を付け、さらに塗装を行います。

「基礎のヒビ割れが見えにくくなる」という効果を狙ったものかどうかは分かりませんが、見かけが良くなるのは良いことだと思います。

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積水ハウスの家について(2)

シリーズ構成に引き続き、家の各部の構造です。

(1)軽量鉄骨躯体

メーカーが「ユニバーサルフレームシステム」と呼ぶ、建物の基本となる耐力壁フレームは、3.2mm厚のC型鋼を4辺に用いて、その4隅からX字型に張ったブレースをターンバックルで引くという、軽量鉄骨プレハブらしいオーソドックスな構造です。

このフレームのC型鋼が背中合わせに組まれて柱を構成します。

カタログなどには、「力学的に前後左右どの方向からの力にも対抗できる構造になっており、その強度は檜無垢12cm角の柱を大きく上回ります」と書いてありますが、本来、座屈強度については、ヘーベルハウスさんのフレームのように、閉断面の角鋼を用いた方が有利でしょう。

フレームは、少なくとも幅0.5m,1.0m,1.5m、という種類が用意されており、プランに応じて組み合わせます。フレーム寸法の規格が0.5m単位ですので、建物の外形寸法は0.5m単位でしか変えることができません。

(耐力壁と関係のない室内の間仕切りは自由な寸法で設計可能。)

そして、梁を飛ばすスパンに応じて、建物の内部に80mm角の独立柱を使います。

梁は同じく軽量鉄骨で高さ200mmのH型鋼です。梁のほとんどの対角には、剛性を増すためのブレースが組まれます。へーベルハウスさんの場合はこの部分にブレースがなく、敷き詰めたへーベル板(ALC)どうしを接着した上で梁に固定して剛床としているようです。

ただ、躯体の強度を考えるうえで、それを構成する個々の部材の強度を比較してもあまり意味はないと思います。強度の低い部材なら量を使えば良いことだと思います。

極端に大きな開口(窓や吹き抜け)を求めるのなら耐力壁が邪魔になることもあるでしょうけれど、一般の家ではある程度壁もなければ収納もできません。計算で強度が保証されているのなら、部材の強度にはあまり神経質にならなくても、と思います。

いずれにしても積水ハウスさんの躯体に特別な制震構造は含まれておらず、このあたりの仕様は、後発の他のメーカーさんに比べると、見劣りのする部分です。

大きな地震に遭った場合にブレースが伸びてエネルギーを吸収するところまでは良いのですが、いったん伸びてしまったブレースは自力で元に戻ることはないので、締めなおす必要があります。

下の写真は積水ハウスさんの総合展示場である「住まいの夢工場」に展示されている、阪神淡路大震災の被災地に建っていた住宅の耐力壁ですが、地震力によってブレースが伸びているのが分かります。

Dsc_2692_3 ヘーベルハウスさんを初めとするいくつかのメーカーさんの制震デバイスが、その内部の一部の部材の塑性変形でエネルギーを吸収し、後処理を必要としない(らしい)のと比較すると、設計の古さを感じます。

また、セラミック外壁では建物外側から外壁を外してブレースの締め直し作業を行うことができるのですが、ダインコンクリート外壁の場合は外壁取付金具の形状が異なるため、建物外側からの外壁取り外しができません。したがって、もしもブレースが伸びてしまった場合には、耐力壁部分の内装を取り外すという大掛かりな補修作業が必要になってしまいます。

(2)外壁

メーカーが「ダインコンクリート」と呼ぶ軽量発泡コンクリートで出来ています。ALCで有名なへーベル板よりも発泡度が低いので、強度に優れ、透水性が低いそうです。ALCの防水性が表面の塗装に頼るのに対し、この素材では、素材自体に防水性が期待できるようです。

外壁は鉄骨躯体に専用の金具で取り付けられます。外壁と鉄骨躯体は、ある程度自由に変位できるようになっていて、地震で躯体が変形しても、その力で外壁にヒビが入ることがないそうです。

Dsc_2712一般建築では、ALCは躯体にビス止めされます。このため、躯体に一定上の変形が生じると、弾性の小さなALCにはヒビが入ってしまいます。そういう意味で、積水ハウスさんのこの外壁の取り付け方法は非常に好感が持てます。

ヘーベルハウスさんのALC外壁も自由な変位を許容するように取り付けられていますが、もう少し簡単な構造で取り付けられるようです。重量の差がその理由でしょうか。

一方、このような取り付け方法ですから、積水ハウスさんの建物では、外壁の強度は建物全体の強度には直接関係ありません。ダインコンクリートはセラミック系の外壁よりも重いので、躯体の強度に対しては、むしろ、悪い条件になります。

(ダインの場合仕様書には「重い壁」と書かれ、建物の強度計算も社内で行うのでははなく外部に出すそうです。)

Jg_2外壁表面の塗装は「ジュエルグレイン塗装」というものを選びました。ベースのソリッドカラーの上に、他の何色かの細かい飛沫塗装を加えることで、天然石のような風合いを出そうとしたものです。

塗装の材質は、カタログによるとシリコン系樹脂塗料のようです。耐候性で言えばセラミック系の外壁に使われているフッ素樹脂系が最良だと思うのですが、もしかしたら下地への追従性などの都合で柔軟性に欠けるフッ素樹脂系の塗料は使いにくいのかも知れません。

ところで、このダインコンクリートの外壁については、一時期、インターネット上の掲示板で、そのひび割れが話題になっていました。その後、同じようなケースがあったのかどうかは分かりませんが、心配にはなります。そこで、打ち合わせのときに積水ハウスさんにそのことを問い合わせてみました。すると、時期については聞き忘れましたが「現在では補強のためにガラス繊維が配合されている」とのこと。その場ですぐに回答があったところをみると、社内で有名な話だったのかもしれません。展示場にあった外壁のサンプルを見てみると、確かに繊維が混ざっているのが分かりました。おそらく、今は大丈夫なのでしょう・・・。

だいぶ長くなってしまいました。基礎その他についてはまた次の記事にします。

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2006年5月 6日 (土)

積水ハウスの家について(1)

せっかくメーカーが決まりましたので、ここで一応、積水ハウスさんの家の分類や構造などについて書いておこうと思います。(2005年11月現在)

積水ハウスさんの戸建て住宅は、鉄骨系の2階建て、3階建てと、木造系の2階建てに分かれています。

鉄骨系の2階建ては、さらに外壁の種類によって二通りに分かれ、ダインコンクリート外壁を使うシリーズと、セラミック系外壁を使うシリーズとがあります。

しかし、この二つは外壁の種類が違うだけで、軽量鉄骨の躯体には差がなく、内装仕様にも差は無いようです。

ただし、外壁の厚さの違いによる収まりの問題からか、選べる玄関ドアですとか、窓ですとか、そういうものに少々違いがあるようです。

また、ダインコンクリートシリーズの中でも、「Be Dyne's」というシリーズと、最高級とされる「IS Stage」という2つのシリーズがあり、これらについては、屋根勾配に違いがあるようです。

(「Be Dyne's」が標準的な5寸勾配で、「IS Stage」は、より深い6寸勾配。)

ただし、実は私たちの家作りでは、見積りを依頼するときに、「~シリーズで見積もってください」というやりかたはしませんでした。

「外壁はこれがいい」「ここはこうしたい」「あそこはああしたい」「ただし予算は○○」という私たちの要求に応じて、積水ハウスさんがシリーズ選択も含めてプランをまとめたのです。

ですから、私たちは最後までシリーズごとの差をよく理解しないままで打ち合わせをしていたのですが・・・、結局、図面を見ると、私たちの家のプランニングは、「Be Dyne's」というシリーズで進んでいたのでした。

そのため、上には間違ったことも書いているかもしれません。間違いがありましたらご指摘いただければ幸いです。

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契約

紆余曲折の末、私たちの家の建築は、一番バランスの取れた提案を受けた積水ハウスさんに発注することにしました。

予定されていた次の打ち合わせで、営業のKさんにそのことを伝えました。

そして正式に建築請負契約へと話は進んで行きますが、その前に、とりあえずは双方の両親に報告です。

業界最大手でもある積水ハウスさんでの建築ということで、お互いの両親はすぐに納得したようでした。

特に父親は、20年くらい前に自分の家の増改築を行った際に、地元の工務店が間取り優先で筋交いを外してしまうなど、かなり適当な工事をするのを見ていて、普通の工務店の仕事というものにかなり疑問を感じていたようで、「ああいうの(鉄骨系プレハブ)なら、なにしろ(躯体の強度が)はっきりしていていいよ。」と言っていました。

母親は、あまりプレハブというもののイメージを持っていなかったようですが、「有名メーカーだからある程度以上には安心できるんでしょ。」という感じでした。

しかし、後で積水ハウスさんの「住まいの夢工場」に見学に行って分かったことですが、母親の頭の中の「プレハブ」は、セキスイハイムさんのようなユニット工法だったようで、モデルハウスを見て、「こんなに間取りが自由にとれるのか。」と、認識を新たにしていました。

契約では、予め契約書の内容をFAXで送ってもらい、二人で内容を確認したり不明点を問い合わせたりしてから積水ハウスさんとの打ち合わせに行きました。

建築請負契約なので、契約の内容は比較的簡単でしたが、当日は営業のKさんと契約書の全ての文面を読み合わせてからいくつかの判を押し、正式に契約成立ということになりました。

2005年10月のことでした。

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メーカー選定(18)

ここで補足して説明しておきますが、今回の計画でK建築設計事務所さんの見積もりが高くなってしまったのはある程度やむを得なかったことと思います。

私がJFEフレームキットでの建築を希望したのですが、このキットは、少なくともフレーム建て方までは指定工事店での工事を基本としていて、原則としては建物全体のその他の工事も、その工事店が行うことになっているようです。

しかし、今回の計画では、建築全体の元請け業者を、勤務先の工事で実績のあったT建築に依頼したかったため、JFEフレームキット関係の工事費が上がり気味になったようなのです。

そういった計画自体に少々無理があり、K建築設計事務所さんには、だいぶお手間をかけてしまったところがあります。

今考えると、申し訳なかったなあと思います。

一方、JFEフレームキットについては、今でも良いシステムではないかと考えています。

角柱の太さ(3.2~4.5t×80mm)と言い、梁の肉厚(4.5mm~9mm)と言い、一般的な軽量鉄骨のプレハブメーカーの構造仕様を軽く上回る仕様です。

価格も一般の木造軸組みと比較してそれほど高くなるわけでもないようで、プランニングさえうまくまとまるなら、いつか使ってみたいシステムです。

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メーカー選定(17)

さて、契約を求められることもなく、手付け(?)の5万円を払っただけで打ち合わせを進めていた積水ハウスさんから、ダインウォールの値引きを条件に、ここで事実上の契約期限を切られたメーカー選定でした。

積水ハウスさんで建てるなら外観の彫りの深さと質感という点からダインコンクリート外壁を使いたいと考えていたので、その外壁に対する坪3万円の値引きというのは魅力的でした。

一方、K建築設計事務所からはまだ見積もりが出てきていなかったので、先方に催促を入れました。

すると、ほどなくして概算見積もりの提示がありました。

しかし、またまた予算大幅オーバーでした。

建築部分の見積もりの金額は積水ハウスさんほどのオーバー幅ではありませんでしたが、内容をよく確認したところ、仕様を積水ハウスさんと合わせようとすると、まだまだ費用がかかることが分かりました。

たとえば、積水ハウスさんの仕様では1階の人が入れる大きさの全ての窓と2階のバルコニーの窓は標準で遮熱断熱防犯ペアガラスですが、この時点でのK建築設計事務所さんの見積もりでは普通のペアガラスでした。

窓ガラスの価格というのはそれほど安いものではないので、積水ハウスさんと同じ防犯ガラスにしようとすると、かなりの費用がかかるようです。

また、先に提示のあった建築の見積もりにはK建築設計事務所さんの設計監理費は含まれておらず、それも加えると予算オーバーの幅は積水ハウスさんを越えることが分かりました。

さらに、床面積も打ち合わせの中でかなり削られてしまい、最終的には積水ハウスさんより縮小していました。

結局、K建築設計事務所さんの提案は、私たちとしてメリットを感じにくいプランになていました。

その後、多少の値引き交渉を行ったのですが、価格の引き下げ幅が小さいのとともに、値引きに応じて単純に各部材の仕様もグレードダウンされるという形で、私たちとして納得の行くプランにはなりませんでした。

ただ、各箇所の積算は通常の範囲の金額で、特に調整の利きそうな項目はありませんでした。

特に逆に言うと、かなりよく練られて調整のしようがない状態だったということです。

「設計監理費も多少の調整は利くけれど」という話もいただいたのですが、それではK建築設計事務所で行う建築、という前提条件が崩れてしまいます。

そのためKさんには、「一番重要な監理部分に十分な予算を用意できない状態でお願いするわけにいかない」とお話し、その部分の調整はお断りしました。

そして、二人でよく考えた結果、私たちの家作りは積水ハウスさんに発注することにして、K建築設計事務所さんには、こちらとしても断腸の思いではあったのですが、お断りの連絡を入れさせていただきました。

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メーカー選定(16)

「期間限定のキャンペーン価格」というのは、どこのハウスメーカーでもあるようですが、今回の積水ハウスさんの場合は、「ダインコンクリート外壁の値引きキャンペーン」でした。

その条件は、「11月までに部材(特に外壁)を工場出荷できれば、床面積の坪当たり3万円値引きする」というものでした。

私たちの家の床面積でも坪当たり3万円というと、全体で無視できない金額になります。

私たちは、家の外壁については、できるだけプレハブのパネルっぽくない外壁が良いと思っていたので(実際にはどう見ても分かりますが)、「積水ハウスさんにお願いするなら外壁はダインコンクリート」と決めていました。

ですから、この話を聞いたとき、もしもこれが適用されるのならありがたいなあと思ったのは事実でした。

ただ、この時点ではまだ積水ハウスとは建築請負の契約をしておらず、契約時期が直接値引きの条件に入っていないのは珍しいとも感じました。

もちろん、工場出荷時期が条件になのですから、然るべき時期までに契約を行わなければならないというのは当然のことで、結局は遠まわしに契約を迫られているという状況ではありました。

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メーカー選定(15)

積水ハウスさんの見積もりが予算内に収まったという状況の中、K建築設計事務所さんからの見積もりはまだ提示されずにいました。

K建築設計事務所さんには最初に計画を依頼するときに、ハウスメーカーさんへの依頼に対し1ヶ月のアドバンテージを設定していることを伝え、先方さんも「がんばって競争させていただきます。」と言っていたので、ここで見積もり提示の時期があまりにもずれ込むようですと、今後、もし建築をお願いすることになっても、少々不安です。

そんな意味で、K建築設計事務所さんに見積もりの催促を入れました。

同時に、積水ハウスさんの見積もりは予算内に収まったこと、積水ハウスのダインコンクリート値引きキャンペーン(後述)の期限が迫っていることを伝えました。

これが2005年の9月ころのことでした。

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メーカー選定(14)

積水ハウスさんの予算オーバーも、その半分は削ることができたのですが、残る半分については建物の面積自体をシェイプアップして調整するしかありませんでした。

車の寸法とガレージの面積は変えられませんので、リビングその他、建物全体の部屋の寸法を徐々に減らして調整するわけです。

問題は、どのくらいシェイプアップする必要があるか、です。

前回の見積もりを見ると、積水ハウスの建物(ダインコンクリート外壁)の坪単価は約60万円でした。

予算が約500万円減らせれば良いのですから、約8坪ぶんの面積を減らせば予算に収まるはずです。

このため、かなり大きかったリビングダイニングをはじめ、主寝室、妻の仕事部屋であるユーティリティルーム、そして予備室のサイズを切り詰めました。

結局、これらの調整で、めでたく想定の予算内に納めることが出来たのでした。

積水ハウスさんにはじめに伝えていた予算よりは少しオーバーしましたが、ぎりぎりの予算でお話していたわけではなかったので、十分に納得の行く範囲の見積もり額になりました。

また、今回のプランニングで最後まで問題になったのが隅切り部分への建物隅の近づけかたでした。

車の出し入れの都合で、建物は出来る限り土地の端の隅切りに近づけなくてはならなかったのですが、普通の屋根を付けると、どうしても軒が道路にはみ出してしまいます。

これを解決できないと満足の行く間取りにはならなかったのですが、この部分については、積水ハウスさんがその解決策を提示してくれました。

道路に近い部分を陸屋根にして軒をなくすというのです。

実にシンプルで単純な解決策なのですが、私たちの頭の中には傾斜を持った普通の屋根しかなかったので、まったく思いつきもしませんでした。

この部分の処理に問題が出るということはK建築設計事務所でも把握しており、建物の角を隅切りの形に合わせて45度に面取りするという案で進んでいました。

しかし、肝心のJFEスチールのフレームキットではこの45度の面取りが不可能ということで、間取り計画自体が不完全なまま概算見積もりに入っていたのです。

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2006年5月 2日 (火)

メーカー選定(13)

ところで、私たちの家作りでは、見積もりにあたって、各社さんに初めからお願いしていたことがあります。

一つ目は、「住み始めるまでの総費用で見積もってください」ということです。

空調や電気器具は無ければ困りますが、外構の費用や計画というのは、ともすれば後回しにされがちです。

しかし、外構だっていつまでも作らずにいるわけにもいきませんし、建物と一体の物として最初から計画しておかないと、「水道メーターが検針できない」、「玄関の前に雨水枡が鎮座」、下手をすると「車が車庫に入らない」など、致命的な問題が後になってから発覚する可能性があります。当然、予想外の費用が発生する可能性もあります。

そんなわけで私たちは、「外構も建物と一体発注する」という条件で、外構も何もかも全て含めて計画と見積りを依頼しました。

二つ目は、「住宅性能表示をしてください」ということです。

住宅の性能を保証評価するという意味でこの制度の実効性に色々疑問はありますが、「やらないよりはマシ」ではないかと考えました。

また、特に地元の建設会社に建築を発注する場合には、「住宅性能表示を行う」ということに対する取り組み方で、その会社の性質が判断できるのではないかとも思います。

ちなみに、積水ハウスさんからは住宅性能表の利用について積極的なアピールがあり、「是非やってください」ということでした。

おそらく、プレハブメーカーさんの場合、対応がかなり簡単なのでしょう。

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メーカー選定(12)

大幅予算オーバーの積水ハウスさんでしたが、家で落ち着いて見積書と図面とを見直してみると、大きく削れそうなところがいくつかありました。

「残土処分」「土の搬入」「小分け搬送」「基礎高オプション」という、そのうちのいくつかは100万円を超える見積り項目です。

これらについて、先方と打ち合わせながら、下のように変更することで予算オーバーぶんを、ほぼ半分に圧縮しました。

(1)残土処分

基礎工事の際に掘り込まれる土の処分費用です。

 → 建築予定地の横に仮積みしておくことにして見積りから削除しました。

(2)土の搬入

基礎工事で土を取り除いた部分に、あとで埋め戻す土の費用です。

 → 仮積みした土を埋め戻すことにして見積りから削除しました。

(3)小分け運送

工場から10tトラックで出荷されたプレハブ資材を搬入する際に、建築場所の前まで10tトラックが入れない場合、4t以下のトラックに小分けして搬入しなければなりません。その小分け運搬にかかる費用です。

 → 10tトラックが直接入れる道順を指示して見積りから削除しました。

(4)基礎高オプション

建築予定地は、対角25mくらいのスパンで片上がり約2mの高低差があるため、当初の見積りでは土地の一番高いところに合わせて建物高さを設定していました。このため、土地の低いところから見ると標準仕様よりもかなり高い基礎が必要となり、費用がかさんでいました。

 → 建物の基準レベルを500mmほど下げて基礎高を低くし、費用を圧縮しました。

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メーカー選定(11)

家作りに具体的に取り組み始めて、ここまででほぼ半年かかっていました。

ずいぶん時間とエネルギーを使うものだなあと感じつつ、皆さんはいったいどうしているのだろうと色々なホームページを拝見すると、家の完成まで1年というのはごく普通で、2年越し以上というような方々も多いようでした。

後悔がないよう、ゆっくりやろうと思いました。

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メーカー選定(10)

そうこうしているうちに、積水ハウスさんから見積りの提示がありました。

初めに提示された間取り案は、当方の考えていたことがきっちり盛り込まれていて満足できる内容でした。全体的な広さも十分です。これで予算内なら何の問題もないなあと思って見積もりを見ると・・・。

なんと、完全に予算オーバーです。伝えていた金額から1,000万円以上のオーバーです。

これには参りました。

予算とこちらの要望事項を伝えた段階では、「問題なく予算に収まるはずです。」と言っていただけに、いつも飄々とした感じだった積水ハウスの営業さんも、さすがに頭を抱えている様子でした。

ただ、積水ハウスさんの見積りには、単価×数量が明記された明細が付いているので、どの部分でどのくらいの費用がかかっているかがよく分かります。プレハブメーカーでは珍しいのではないでしょうか。

ちなみに先のパナホームさんの見積りには明細が一切なく、我々が費用の調整について考えることはまったくできない状態でした。

さて、どこをどう調整するのか、ここからが技術職である私の腕の見せどころかなと感じました。

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メーカー選定(9)

実はこのころ、私たち二人の間では、予算内に収まるのであれば、もうK建築設計事務所さんにお願いしてしまおうか、という気持ちが出てきていました。

代表者のKさんが直接応対してくれること、いつも真剣に私たちの話に耳を傾けてくれること、また、Kさんが監理して作った家を見学させていただいたときに、その家の方がとても満足されている様子だったことなどが、その理由でした。

言うまでもなく、その家は確かに設計事務所さんと詳細な打ち合わせをして作ったのだろうと思わせる造作が各所に見受けられました。

しかし、パナホームさんのような例もあります。見積りを見るまではなんとも言えません。


私たちは予断を持たずに、両社さんからの見積りを待つことにしました。

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2006年5月 1日 (月)

メーカー選定(8)

パナホームさんが先陣を切って自爆的に脱落するなか、私たちは積水ハウスさんにも自分たちの作った間取りを提示していました。

というのも、何度打ち合わせを繰り返しても、なかなかプランが自分たちの希望に近づいてこなかったからです。

本当はプロの技術に期待して、起死回生の一打を期待していたのですが、ちょっとしびれを切らしたという感じでした。

これでメーカーの検討は、私たちが示した基本プランをもとにした、K建築設計事務所さんと積水ハウスさんの提案の比較という形になりました。

どこかのメーカーさんが考えたプランだったらこのような依頼はできなかった(したくなかった)のですが、幸いにも自分たちの考えた基本プランですから、どこに出しても私たちの自由でした。

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メーカー選定(7)

さて、K建築設計事務所さんには私たちの考えた間取りで見積りの依頼をしたわけですが、実はその前に、一番乗りで見積りを持って来たのはパナホームさんでした。

ものすごく素敵な大きな吹き抜けとスキップフロアの家、これが予算内でできるのであれば言うことはないなあと思っていたプランです。

そんなわけで、こちらさんには当方の考えた間取りは提示していませんでした。せっかくの素敵なプランを当たり前のものに変えてしまってはいけないと思ってのことです。

ただ、先方から提示されたプランの床面積から見ても、その構造から見ても、どう考えても予算内に入るとは思えなかったのです。


その日、当方の社宅に来た営業さんと所長さんは、なかなか見積りの書類を出そうとしませんでした。

「ちょっとお高くなってしまって・・・」「プラン優先で考えたので標準仕様から大きく外れる部分が多くて・・・」などと言っているので、これは相当オーバーしたな、と、覚悟したのですが・・・。

ようやく出した見積書を見て、さすがにこちらも笑うしかありませんでした。


先方に知らせた予算の2倍を超えています。


坪単価にして150万円というレベルです。


誇張ではなく、その場にいた全員の、本当に乾いた笑いが響きわたりました。


先方曰く、「プレハブメーカーの規格の枠の中で最大限の工夫を行って魅力的なプランを作ったが、スキップフロアを構成するために、家の半分半分を別の躯体で設計するような形になってしまった。」「したがって、家2軒を建てるのと同じ感覚で費用がかかってしまい、このような見積りになった。」とのことでしたが、ちょっと現実離れしています。

そこまでお金をかけるつもりがあるなら、わざわざ軽量鉄骨のプレハブで建てなくても、RCでも重量鉄骨でも、選択肢はたくさんあるでしょう。

どういうつもりでそのような見積りを出してきたのか分かりませんが、この一件は私たちの心象を大きく害しました。

そのため、「払える、払えないは別にして、我々の価値観として、家というものにかけるお金の限度は既に伝えてある額までだ。」ということを、改めてメールでお知らせしました。

その後、金額を合わせるために、いくらか間取りを調整した案を持っては来たのですが、最初の案にあった素敵な部分は完全になくなり、その間取りはただの平凡な家に変わっていました。

そんなわけで、営業担当の方は若くて熱心ではあったのですが、こちらには、まず最初にお断りの連絡を入れたのでした。


蛇足ではあるのですが、この営業さん、自社のプランについて、「うちの○○所長が一生懸命考えたプランで・・・」というように説明するのが、ものすごく気になりました。妻もずっと気になっていたのですが、最後まで指摘することはできませんでした。一般的には「所長の○○が・・・」と言いますよね。

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メーカー選定(6)

さて、自分たちの満足の行く間取りはできましたので、次はそれをどのように各社さんのプランに取り入れてもらうかです。

こちらから詳細な間取りを提示してしまうと、場合によっては「これが施主の希望プラン」ということで、当然プロによってなされるべきチェックがないまま、その間取りが決定してしまう可能性があるのではないかという心配がありました。

ですから、まずはその点をよく断ったうえで、K建築設計事務所さんに間取りを提示しました。

「よく考えましたねえ。」と言われながら、多少の打ち合わせをしたのですが、住宅の間取りとして特に問題はないようでした。

そのため、まずはK建築設計事務所さんに、その間取りで概算見積りを依頼しました。

ただし、見積りには条件がありました。躯体にJFEスチールさんのフレームキットか、株式会社NCNさんのSE工法のいずれかを使うという条件です。

私は機械屋なので、モノを作るのであれば構造計算で強度を確認するのは当然のことだと思っています。ましてや、自分が中に入って生活する「住居」というものであればなおさらです。

旧来の「勘と経験(と度胸)」「KKD」というものをまったく否定するつもりはないのですが、いったい、どれほどの建築業者さんが「ああやったらあの地震で家が壊れた」「ああやったらあの地震で壊れなかった」という実施例を持ち、それが勘となるほどの経験を積んでいるでしょうか。失敗していない経験でモノを語るというのは、私から見ると、少々失笑ものです。

そんななか、この二つの躯体では、メーカーが確実に構造計算を行って製品を出荷するようですから、まず、設計段階としての安全は確保されていると想像できます。

また、部材の結合部についても、それぞれの方法を用いて強度のバラつきが最小となり、設計に使用した強度が発揮されるように管理されていることが伺われます。

果たして、K建築設計事務所さんからは、どんな見積りが出てくるのでしょうか。

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メーカー選定(5)

プラン上の最大の問題は、ビルトインガレージと夫部屋の配置でした。

夫部屋からガレージへ直に出入りできることが条件だったので、当然のことながら、その二つを合わせただけの面積を、家のどこかにまとめて確保しなければならないわけです。

ガレージのサイズは、車1台が余裕をもって収められるサイズにしたいと考えていました。

現在乗っているのが全長5m超、幅1.9m近い比較的大型の車なので、まずはそれが収まらないと困ります。

また、将来的に自分が乗る車のサイズがどうなっても、希望の車をガレージに収められないという事態が発生することだけは避けなければいけません。

そんなことを考えながら、各車の寸法をはじめ、趣味のガレージの実例などを色々と調べ、ガレージの寸法は長さ6.5m×幅3.5mに決めました。ほぼ14畳ぶんのスペースです。

続いてガレージに接して設ける夫部屋ですが、実はここには私の趣味の一つである「筋トレ」の用品を置かなくてはなりません。

ベンチプレスのベンチとスクワットなどで使うラックを組み合わせて置いて、さらに机なども置きたいので、少なくとも8畳くらいのスペースがあることが望ましいのです。

ガレージと合わせて約22畳、3.5m幅のガレージに続けて細長く配置しようとすると、長さで10.5mが必要です。

敷地は約18m×15mほどなので、そういうスペースを確保することが物理的に不可能ということではないのですが、予算の都合もありますから建物の面積をむやみに大きくすることもできず、建物の1Fにこのあたりをうまく配置しようと、かなり苦労しました。

また、「ガレージから真っ直ぐ車を出してそこで洗車をしたい」という私の希望で、ビルトインガレージの出入り口は直接公道に面すのではなく、自地内のたたきに向かわせたかったということも、プランの配置を難しくさせた原因の一つです。

車関係で言えば、来客用2台、妻の車のために1台という駐車スペースを確保するということも、計画の条件でした。

そして結局、接道に平行してビルトインガレージを作り、ビルトインガレージの前に幅約6mの並列2台の来客用駐車スペースを設けるというレイアウトで自分たちの希望を全て満足できることに気付いたのでした。

Layout このレイアウトでは、道路からビルトインガレージへ縦列駐車のような感じでアプローチすることになります。ガレージの奥が私の部屋です。私の部屋とガレージの間には直接出入りが出来るようにドアを設けます。

普段は来客用駐車スペースには車がありませんから、ガレージから車を出せばすぐに洗車ができるという仕組みです。

妻の駐車スペースは家事に便利なように勝手口横に作ります。屋根をかければ濡れずに家に出入りできるはずです。

ただ、紙の上ではできることが何らかの原因で実際にはできない、というのは良くあることですから、このガレージ前周辺のレイアウトについては、概略の間取りをCADで完成させてから、勤務先の駐車場にチョークでその部分の実寸を作図して、本当に車が入るのかどうか確認しました。

もっとギリギリかと思っていたのですが、実際に車を動かしてみると、かなり余裕をもって駐車できることが分かりました。

その部分が決まると、他の間取りはなんとなく自動的に決まってきてしまい(?)、これで懸案だった1F部分のレイアウトは完成ということになりました。

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メーカー選定(4)

各社さんから色々なプランが出てきたのですが、なかなか満足の行くレイアウトにならずに困っていました。

プロなんだから、素人には思いつかないような解決法で一気に、というのを期待していたのですが、なかなかそうはいかないようです。

自分たちでモデルプランを作ってそれをベースに打ち合わせを進めるという方法もあるわけですが、素人がモデルプランを提示して各社さんの発想を制限してしまうのは良くないと考えて、それまでは今回の土地に対するプランを自分たちで作ってはいませんでした。

しかし度重なる打ち合わせでもプランがまとまってこないため、やはり、自分たちでプランを作るしかないと考えるようになりました。

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メーカー選定(3)

さて、具体的に動き出したメーカー選定ではありましたが、やはり、そう簡単には進みませんでした。

当たり前ですが、いわゆる金額的な見積もりに入る前に、まずは各社さんと間取りの打ち合わせをしなければなりません。

金額については、自分たちで事前に一般的な坪単価から見込みをつけて間取りの面積を決めていたので、まずは各社さんがどんな提案をしてくるのかを見て、それから調整すれば良いと考えていました。

各社さんとの打ち合わせでは、以前に自分たちで見つけた、ある土地に家を建てることを考えて作った間取り図があり、そこに建物の面積や部屋の配置を含めたほとんどの希望事項が表現されていたので、その間取りを参考にしてもらうようにしました。

そして簡単な打ち合わせの後、それぞれ最初のラフスケッチを受け取ったのですが、これが各社各様、ものすごいバリエーションでした。

前にも書いたとおり、私たちの要求事項は比較的シンプルなものだったので、それほど提案がバラバラになるとは思っていなかったのですが・・・。

(1)パナホーム

一番すてきなプランを持って来たのがパナホームさんでした。

建築予定地に若干の傾斜があることから、私がその傾斜を活かした家を作りたいと考え、そういう希望をパナホームさんに伝えてあったので、家の真ん中に設けた大きな吹き抜けの周りにスキップフロアを回すという、それはおしゃれなプランを持ってきました。

使い勝手は別にしても、このプランは絶対に素人にはできないと思わせるだけのものがありました。鉄骨プレハブでこんなにすてきで自由な設計ができるものかと感心しました。

(2)積水ハウス

一番シンプルなプランを持ってきたのが積水ハウスさんでした。

私たちの希望事項を確実に間取りに落とし込んだ印象で、それ自体は非常に良かったのですが、プロにプランニングを依頼した結果としての意外さや、家のすてき感というものが感じられないプランでした。

たとえば打ち合わせを重ね、予算の都合で各部を妥協していった結果を最初から見せられたような印象で、どうもつまらないという気持ちになるプランでした。

また、提案で示された図面がCAD図でなかったのもこちらだけでした。

(3)K建築設計事務所

こちらはバリエーション豊富でした。

ハウスメーカーさんのように既存の標準仕様があるわけではないので、2層の案、3層の案など、非常に自由な発想でたくさんのプランを提示されました。

しかし、まだこの時点では家作りに対するこちらの知識が不足していたため、やればどのようにでも計画できてしまう建築士さんに対して、ずいぶんピントはずれなことを言ってプランを迷走させてしまったように思います。

実はもう1社さんプランニングをお願いしたところがあったのですが、初めの提案で、どう考えても予算に収まりそうにない巨大な家を書いてきました。

また、収まらないのは予算だけでなく、提案の図面をよく見てみると、建物の1/3くらいが建築予定地からはみ出ていたのです。

これには・・・怒りを通り越してあきれました。

そんなわけで、こちらさんには早々にお断りの連絡を入れたのですが、ちょっと考えられない脱落のしかたではありました。

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メーカー選定(2)

プランニングの依頼にあたっては、できるだけ各社さんに公平であるように気をつけました。

これは、各社さんに誠実でありたいという気持ちと、自分たちにとっても、公平な判断ができるようにしたいという気持ちからです。

特に建築設計事務所さんについては、こんなことを考えては失礼だったかも知れませんが、作業者の数の関係でハウスメーカーさんと比較して提案が遅れることが初めから予想されたため、ハウスメーカーさんよりも約1ヶ月早く依頼を出しました。

依頼にあたっては、全ての依頼先に対して、まったく同じ希望事項を箇条書きにして渡しました。

そして、合い見積もりであることも伝え、価格については、ネゴ幅を持たないように依頼しました。

「最初に持ってきたプランと見積もりでメーカーを決める」という姿勢です。

また、これは私自身が機械の設計者であることとも関係するのですが、あるメーカーさんの間取りプランを、予算調整の都合で、その他のメーカーに渡すようなことはしないということも、初めから決めていました。

私は、有償無償は別にして、間取りプランニングもメーカーさんの立派な「製品」だと思っています。

ですから、あるメーカーさんのプランを気に入ったけれど予算が厳しいというときに、そのプランを持って他のメーカーに「このプランでおたくは幾らでできるの」とやるのは、ちょっと気が引けます。

それに、それを始めたら、調整があまりにも面倒でしょう。

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メーカー選定(1)

建築地が決まると次はメーカーの選定です。

メーカーや工法の選定には色々な見かたがあると思いますが、私が自分の家に期待するのは我々の生活を保護するシェルターとしての「機能」であって、まずは耐震強度や断熱性能の確保が第一です。

身の回りのいくつかの家を見つつ、「暖かい木の家が良い」というようなイメージ的な気持ちも無かったわけではありませんでしたが、本来の意味での「木の家」を作るためには、構造躯体から内装材まで、全てに十分配慮しなければなりません。

そうでない限り、建物の室内側は全て石膏ボードと壁紙です。

それでは、仮に躯体が木でできていたとしてとしても、あまり意味がないような気がします。

また、自分が機械系技術屋であるせいか、種々の工法の中でも強度が一番確実に確保されるのは鉄骨プレハブ系ではないかと考えています。

鉄骨プレハブ系の場合、躯体の基本的な部材はメーカーが管理する工場の中で製造されますし、材料もJIS規格で一定の品質を保っているはずです。現場でボルトをきちんと締めれば、基本的な躯体強度は設計どおりになるはずです。

品質にバラつきが起きないというわけではないと思いますが、その他の工法で起きるバラつきよりは小さいのではないかと考えました。

そんなわけで私たちの家のプランニングは、軽量鉄骨造の商品を持つ「積水ハウス」、「パナホーム」、そしてもう一つ、構造計算のできる構造を使うことを条件として、勤務先の仕事でお世話になったことのある、地元の「K建築設計事務所」にお願いすることにしました。

ハウスメーカーさんについて、数多くあるハウスメーカーのなかからなぜその2社を選んだのかというと、実は理由はかなりあいまいでした。

「積水ハウス」は業界最大手なので、まずはベンチマークになること、「パナホーム」は躯体のフレームの構造が気に入ったこと、というのが一応の理由ではあったのですが、実際には、その時点では各メーカーのことをあまり深くは考えていなかったのでした。

躯体の構造だけで見れば本当は「へーベルハウス」が一番良いと感じていたのですが、価格レンジがだいぶ上に行きそうだったので候補に入れませんでした。

これが2006年5~6月にかけてのことでした。

※ 後にへーベルさんの展示場で聞いたところ、積水ハウスでも「ダインシリーズ」との比較であれば、ほとんど価格差はないとのこと。

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初期の検討(3)

自分たちが満足できる土地になかなか出会えずにいたところ、妻の実家の土地を借りることができるという話がありました。

土地の場所が私の勤務先から少々離れるため、現状より通勤時間は少々延びますが、高速道路を使えばたかだか30~40分の範囲です。

社宅から会社まで1分(!)、という現状が異常なのであって、その程度の通勤時間なら気になりません。

この土地は東と北の2面が6m道路に接する角地ということと、私たちの思い描く家を作るには十分な広さがあるということで、土地の条件としては申し分ありません。

特に2面接道というのは、プランニングにおいて駐車場の確保が簡単になるということで大きなメリットがあります。

通勤路は昔から通りなれた道ではあったのですが、念のため平日の朝、通勤の実験を行って問題がないことを確認した後、結局、ありがたく土地の借用をお願いすることにしました。

今後、関越自動車道の割引がさらに拡大されることに期待します。

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